2025年

  • 大人気!教育実習生

    2025年5月23日
       今週から、クリストファー大学の4年生が、豊西幼稚園で教育実習をしています。
       若いのはもちろん、優しく、笑顔が素敵な先生で、園児からも大人気です。今日も、「先生、大好き!」という声がよく聞かれました。穏やかな方なので、園児たちも安心感があるのでしょう。教育の仕事は、指導者が子供を教えるばかりではなく、子供から指導者が学ぶこともたくさんあります。
       豊西幼稚園で、園児からいろいろなことを学んで、ぜひとも公立幼稚園の教諭として活躍することを願っています。
    •  今日は、浜松市こども家庭部幼保運営課の方をお招きして、そら組さんの保育の様子を公開し、先生方の勉強会を行いました。
       そら組のみんなは、「ゆたか緑地」や「クッキー屋さん」、「サーティワン屋さん」、「温泉」など自分たちで決めたものを一生懸命つくる『ごっこ遊び』に集中していました。
       午後は、『ごっこ遊びを通して、主体性を育むための環境・援助の在り方』について、職員でワークショップ型の研修を行い、幼保運営課の方から御指導を受けました。「質の高い保育」のために、先生方も勉強しています❣
    • 聴く力の大切さ

      2025年5月22日
         コミュニケーションは、言葉の「キャッチボール」などと言われることがあります。
         ところで、複数人でボーロを投げ合うことを、なぜ「キャッチボール」というのでしょうか?ボールを投げるのだから、「ピッチボール」でも良さそうです。でも、ただ投げるだけでは、「ボール投げ」と変わりません。ボールを受け止める、まさに「キャッチ」がなければ次につながりません。コミュニケーションは、「話す」ことも大切ですが、「聞く(聴く)」ことは、もっと大切なスキルと言えるでしょう。
         今日は、「ちいさなおなべの会」がありました。遊戯室を少し暗くし、ろうそくを点けて、お話が始まりました。いつもと違う雰囲気に、最初は戸惑う園児もいましたが、次第に、お話に集中していきます。
         ばら組さんは、「おおきなかぶ」「小さい自動車 中くらいの自動車 大きな自動車」の2つのお話を聞きました。
         そら組さんは、「鳥のみ爺」と「ババヤガーの白い鳥」でした。しっかりと耳を傾けて、落ち着いて聴くことができ、「聴く態度が、とても良かった」と、お褒めの言葉をいただきました。
         お話の後は、わらべ歌を一緒に歌いながら、カエルに見立てたお手玉で遊びました。頭の上に乗せたお手玉を自分の手に落とすのです。意外に難しく、できた子は満面の笑みを浮かべていました。
         お誕生日の近い子が、「お話のろうそく」を吹き消して、「ちいさなおなべの会」は終了です。このような、話を聴く機会を通して、「聞く(聴く)」力を育成していきたいと思います。
      •  今日は、ばら組さんの「元気集会」がありました。講師は、竹澤千代先生です。
         園児たちは体を動かすことが好きで、最初のジョギングの時から笑顔です。
         
         ジョギングやストレッチの後は、様々なステップにチャレンジしました。今日のポイントは「ライオン歩き」です。四つん這いになって、膝を付けずに歩きます。この姿勢が、前転の姿勢の基本形になります。
         本日の締めくくりは、マットの上で「前転」することです。最初はマットに傾斜を付けて練習しました。仕上げとして、平坦なマットの上での「前転」。繰り返し練習して、きれいに回れるようになりました。今日学んだことを、これからの保育の中で復習していきたいと思います。
      •  今月は、視力検査、聴力検査、内科検診など、健康に関する行事がたくさんありました。
         内科検診は、「こどもクリニックわだ」の和田先生に診ていただきました。普段の着替えの時には躊躇なく脱衣する子も、お医者さんに診てもらうとなると勝手が違います。急に不安になって渋る子、涙ぐむ子もいましたが、無事に行うことができました。年少の保護者の皆さん、付き添いありがとうございます。
         なお、検査、健診において、少し気になる結果だった園児の保護者には、園からお知らせしました。御対応をお願いいたします。
         なお、延期されていた「歯科検診」ですが、6月25日(水)の10:00からになりました。よろしくお願いします。
      •  今日は、園児たちが楽しみにしていた「じゃがいも掘り」。豊西幼稚園のじゃがいもは、地域の方が管理してくださっている、園の近く畑に植わっています。準備をして、年長さんと年中さんがペアを組み、交通ルールを守って畑に向かいました。
         先週末の雨のおかげで土が柔らかく、じゃがいもがとても取りやすい状態でした。じゃがいもが採れると、歓声が上がりました。このような活動をとおして、自然の豊かさや季節感を体感していきます。
         
         
         園にじゃがいもを持ち帰ると、数を数えたり、大きさを比べたり、重さを量ったりしました。こうした活動を通して、数量の感覚を養います。
         
         お昼には、早速ふかしたじゃがいもを食しました。
         アツアツのじゃがいもを持ってそら組さんの部屋に入ると、「ポテトチップスのにおいがする!」という声が上がります。園児たちはじゃがいもに興味津々。五感を働かせてます。旬なものを食べることは、食育の観点からも大事なことです。
         
         午後には、ばら組さんが絵の製作を行いました。絵の具で掘ったじゃがいもを描きました。興奮さめやらぬ状態なので、いつも以上に筆のタッチに勢いがあります。活動と製作をつなげることによって、今日得た知恵や感動を定着させていきます。
         笑顔と学びの多い一日になりました。
      • さまざまの事思ひ出す桜かな 芭蕉
         桜は、出会いや別れの時期に満開を迎えることもあり、多くの人の思い出の一ページを彩る花でしょう。数多ある桜の俳句の中でも、冒頭の芭蕉の句は、日本の成人が一度は味わったことのある感慨が凝縮された名句です。初めて豊西幼稚園に来園した時に迎えてくれた「おー川の桜並木」はとても素晴らしく、園長の私にとって、まさに忘れがたい風景となりました。
         こうした「おー川」の景観を守り続けている方々がいます。本日は、PTAの方を中心に、年長さんの保護者の皆さんが参加して、「おー川事務局」の活動に協力しました。雨上がりで足元がぬかるんでいる中、草刈りや草の回収をして、よい汗を流しました。休日にもかかわらず、大勢の方に御参加いただき、ありがとうございました!

         
      •  今日は、「避難訓練」がありました。地震対応のための避難訓練です。東日本大震災以来、人々の防災意識が高まり、南海トラフ地震への危機感から、「避難訓練」の重要性が高まっています。
         童話『浦島太郎』を御存じだと思います。浦島太郎は、竜宮城を去るとき、乙姫から「中には人にとって最も大切なものが入っています。決して開けてはいけません。」という言葉とともに、『玉手箱』をいただきます。この『玉手箱』の中に入っていたものとは何でしょう?それは、「いのち」ではないでしょうか。「いのち」という言葉の語源は、はっきりしていないそうですが、「いの一番の血(一番大切な血の源)」という意味もあるのではないかとも言われています。
         避難訓練とは、まさに「いのち」を守るための訓練です。園児たちは、とても真剣な表情でした。年少さんのある子からは、「地震、怖かった」という言葉も聞かれました。切実感をもって取り組んでいたのでしょう。話もしっかり聞くことができました。

        【部屋の中央で頭を守り、ダンゴムシのような姿勢をとる園児】
         
        【静かに避難する様子】
        【真剣に話を聞く様子】
      •   本日は、まず一冊の本を紹介します。題名は、『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』です。豊西幼稚園の保育の理念と共通する内容が書かれています。その本のあとがきに次のような筆者の言葉あります。
         『人間、どう生きるか、どのようにふるまいどんな気持ちで日々送ればいいか、本当に知っていなくてはならないことを、私は全部残らず幼稚園で教わった。人生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく、日曜学校の砂場に埋まっていたのである。』
         
         どろんこ遊びが始まって、園児たちは夢中になって遊んでいます。その遊びの中で、想像力を働かせたり、好奇心を育んだり、人間関係を調整したり、大学や大学院では学べないこと園児たちは身体を通して学んでいます。

        【そら組さんの様子】
         
        【ばら組さんの様子】
        【うさぎ組さんの様子】
      • 裏庭の柵が…

        2025年5月14日
           園舎と豊西小学校との間の裏庭に、柵があります。子供が外に飛び出して事故や事件に巻き込まれないようにするためです。防犯の効果も期待されます。
           この柵が、新しく変わりました。豊西幼稚園初代PTA会長の手作りです。材料を自ら用意して、作成してくださいました。この方は、園児からも本名で呼ばれて、親しまれています。職員も園児も感謝の気持ちでいっぱいです。
           このように、豊西幼稚園は地域の方々に支えられて教育活動を行っています。まさに、「豊西わくわく」の園づくりです。これからも、地域を愛し、愛される園にしていきたいと思います。