言葉は体から

2025年9月12日
     本日は、『トトロの森』さんによる「読み聞かせ」が行われました。「読書離れ」が叫ばれて久しい昨今ですが、「読書」というのは本当に難しい技術です。
     人は、生まれてから「語り掛け」によって、親の真心こもった言葉がシャワーのように浴びてきます。次の段階は、「読み聞かせ」です。幼稚園児は、基本的には字が読めませんから。そして、指で字を追いながら読む「たどり読み」の段階を経て、「音読」ができるようになります。このように、「読書」は、『体』を使って身に付けて行くのです。
     さらに、「音読」から「黙読」ができるようになるためには、時間が必要です。「読書」の技法というのは、とても難しく、時間のかかるものなのです。
     どのクラスも、とてもしっかり聴くことができました。
     本日は、以下の本を読んでいただきました。
    うさぎ組さん『しんごうきピコリ』『たれてる』
    ばら組さん 『カレーだいまおうのまほう』『どうぶつ川柳ぼくだーれ?』
    そら組さん 『くものすおやぶんとりものちょう』『グリーンマットのピーマンマン』
     おうちでも、ぜひ「読み聞かせ」をしてあげてくださいね。