×を+に

2025年7月9日
     日本の学校では、テストで間違えると「×」が付けられます。当たり前のことだと思うでしょうが、実際には「✓」の方が多く使われています。「✓」の方が採点が早いですからね。「×」も、「バツ」、「バッテン」、「ペケ」など呼び名も様々です。国によっては、できたことに「✓」を付ける国もあるようです。少なくともできたら「○」、できなかったら「×」というのは万国共通ではないようです。
     個人面談が始まりました。豊西幼稚園では、「×」、つまり「できない」事実だけをお話することはありません。一人一人の園児のペースにあった遊び、学びを大切にしているからです。今その子に必要なことだけど身に付いていないことがあれば、「園ではこのように取り組んでいます」と園の考えもあわせてお伝えします。御家庭と園が同じ方向、方法で子供に接すれば、成長(プラス)につながると思います。
     「×」は45度回転すると「+(プラス)」になります。「×」はちょっとの工夫で「+(プラス)」に変わっていくのです。「+(プラス)」が増える面談にしていきたいと考えています。
     遊戯室には、浜松市よりお借りした防災に関するグッズやチラシ等が置かれています。お待ちいただく時間を利用して、御覧いただき、防災意識向上に役立てていただけたら幸いです。