避難訓練を実施しました

2025年5月16日
     今日は、「避難訓練」がありました。地震対応のための避難訓練です。東日本大震災以来、人々の防災意識が高まり、南海トラフ地震への危機感から、「避難訓練」の重要性が高まっています。
     童話『浦島太郎』を御存じだと思います。浦島太郎は、竜宮城を去るとき、乙姫から「中には人にとって最も大切なものが入っています。決して開けてはいけません。」という言葉とともに、『玉手箱』をいただきます。この『玉手箱』の中に入っていたものとは何でしょう?それは、「いのち」ではないでしょうか。「いのち」という言葉の語源は、はっきりしていないそうですが、「いの一番の血(一番大切な血の源)」という意味もあるのではないかとも言われています。
     避難訓練とは、まさに「いのち」を守るための訓練です。園児たちは、とても真剣な表情でした。年少さんのある子からは、「地震、怖かった」という言葉も聞かれました。切実感をもって取り組んでいたのでしょう。話もしっかり聞くことができました。

    【部屋の中央で頭を守り、ダンゴムシのような姿勢をとる園児】
     
    【静かに避難する様子】
    【真剣に話を聞く様子】