2025年8月

  • 授業が始まりました

    2025年8月29日
       本日より、2学期の授業が始まりました。
      8月も終わりだというのに、暑い日が続いています。
      そんな中、5時間目には避難訓練を行いました。
      夏休み中にも、カムチャツカ半島で地震が起こったり、津波警報が出たりなど、いつ何が起こるか分かりません。
      いざという時のための訓練です。
       避難をしている最中に余震で揺れたり、避難経路が崩落していて通れなかったり、想定外のことが起こるかもしれません。
       とっさのことにも的確に対応し、静かにグラウンドに避難することができました。
      その後、人数確認をして、安全を確認しました。
       避難終了後、教室に戻り、事後指導と避難訓練の振り返りをしました。
      いつ来るかもしれない南海トラフ大地震に向けての備えを、家に帰って家族と話し合ってみてください。
    • 本日より2学期がスタートしましたsad
      始業式の前には、県大会、東海大会、コンテスト等の表彰、令和7年度生徒会長の任命式が行われました

      始業式の冒頭に各学年の代表が2学期の決意を発表しました
      3人とも、自分の言葉ですばらしい決意を語ってくれました。
      その後、校長先生のお話がありました 
      2学期始業式式辞
       40日間の夏休みも終わり、本日、2学期のスタートを迎えることになりました。大きな事故もなく本日を迎えられたことを、うれしく思っています。
       この夏は部活動において、素晴らしい成果を収めることができました。団体、個人で入賞したり、県や東海地区そして全国で天竜中の名を轟かせてくれたりしたことを本当にうれしく思っています。上位大会への出場は叶わなかった部も、市内大会の様子を見させていただき、3年生の2年半に渡る積み重ねの大きさを感じました。3年生を中心とした各部の頑張りに改めて拍手を送りたいと思っています。
       また、この夏休みには1,2年生の皆さんがこの酷暑の中、意欲をもって、そして地道に練習に取り組んでいる姿を見ることができました。その表情は、もう下級生のそれではない責任感とやりがいを感じることができ、とてもうれしく思っています。
       さて、本日から始まる2学期は、3年生にとっては来週火曜日に行われる学力調査を皮切りに、それぞれの卒業後の進路選択の準備が本格的にスタートします。1,2年生も同じ日にテストがあります。6月以降の授業と夏休みの家庭学習の成果を確認するテストです、しっかり準備をして臨んでください。
       また、10月2日に行われる翔龍祭、11月6日には華龍祭と、学級・学年、あるいは学校全体のまとまりが問われる行事が目白押しです。
       私は4月に赴任して以来、天竜中学校のこれらの行事が、生徒の皆さんや保護者、地域の皆さんが大事に受け継ぎ、育ててきたものであると感じています。だからこそ、この行事が「今年、天竜中で学んでいる生徒みなさんが創り上げる行事」であってほしいと願っています。
       私は、学校で行われる行事は、みなさんの学校生活を豊かにする場面として大切なものだと思っていますが、なぜそのように思っているかお話します。
       私は、6月の「いのちについて考える日」に「嫌なことは人によって違う」ということから「自分とは違う感じ方をする人がいる」ということについて皆さんにお話ししました。
       人はそれぞれ考え方、感じ方、どのようなことに価値を感じるかはそれぞれ異なります。
       皆さんの中にはこれまでのいろいろな経験からそのことを実感した人もいるのではないでしょうか。そう考えるとそもそも、異なる感覚を持つ人の集団が一つのことで「まとまる」ということは不自然極まりないことということになります。
       ところが私たちは、感じ方や価値観、得意不得意が異なる人たちがまとまって大きな事を成し遂げる物語に心を動かされます。
       例えば、(これは人と言ってよいかわかりませんが、)グリム童話の「ブレーメンの音楽隊」です。(知っていますか?)
      長年働いてきたロバ、犬、猫、雄鶏は、それぞれ飼い主に「もう用済み」と見放され、捨てられそうになります。ロバは音楽隊に入ろうとブレーメンへ向かう途中、同じ境遇の犬、猫、雄鶏と出会い、一緒に旅をすることになります。夜になり、森の中で宿を探していると、明かりのついた家を見つけます。それは泥棒たちの家でした。動物たちは力を合わせ、ロバを一番下に、その上に犬、猫、雄鶏と順に乗り、一斉に鳴き声をあげて泥棒たちを驚かせ、追い払います。動物たちは、泥棒の家にそのまま住み着き、ブレーメンにはいかずに楽しく暮らすというお話です。
       この他にも、世代が古くて申し訳ありませんが、漫画では「ONE PIECE」や「宇宙兄弟」「ハイキュー」「スラムダンク」映画では「スウィングガールズ」「ウォーターボーイズ」などは個人的に同じかな(?)思いますし、皆さんの中にもこれらのように主人公が異なる感覚や力を持つ仲間の中で成長し、目標に向かっていくという物語が頭に浮かぶひともいるのではないでしょうか?
       2学期の行事では、縦割り団や学級といった、自分の好き嫌いにかかわりのない、感覚の異なる人々で作られた集団で、応援や合唱などによって見ている人の心を動かすというとても難しいことに挑戦します。
      とても難しいことだからこそ、そこには、先ほど挙げた物語の中で起こっているような様々な苦難があるはずです。でもそれは当然です。ひとりひとりは異なるわけですから。だからこそ、ある時は自分の得意なところを勇気をもって出し、ある時は苦手なところに勇気をもって挑戦して克服し、個人個人の違いをある時は生かし、ある時はこらえてまとまった時の感動は、何物にも代えがたいものがあると思います。
       だからこそ、これらの経験を誰かの手で「やってもらう」のではなく、「生徒みなさんが創り上げる行事」であってもらいたいのです。
       ひとりで楽しめる趣味や娯楽はたくさんありますが、ひとりではできないのが応援や合唱。 ひとりひとりの動きや声は小さくても、集まって溶け合うことで広がりと深みが生まれます。このような体験というものは、実はこの先、進学しても就職してもなかなか体験できることではありません。中学校時代が最後となる人がこの中では多いだろうと思います。
       これらに前向きに取り組むことによって、個人としても、集団としても、大きな成長が期待できる学期であると思っています。そのことを通して、自分以外の様々な人と関わり、自分を磨いてほしい、と思っています。
      最後に、行事を創り上げることを通して、みなさんに身に付けてもらいたいことを3つお話します。
       ひとつには、相手の意見をきちんと聞いて理解する力です。先ほどから言っているように、人はいろいろな考え方を持っています。それをしっかり聞いて受け止めることによって、みなさんの考え方にも幅が広がってくると思っています。
       二つ目は、自分の気持ちや考えをきちんと相手に伝えられる力です。自分の言葉で、自分の気持ちや考えを相手に理解してもらうことにより、初めて協力体制が作られると思います。
       三つ目は、相手の様子や状況を見た上で自分が何をすべきか判断する力です。その場の状況に応じて、言動を柔軟に変化させることができる、簡単な言葉で言えば、相手のことを考えられる力です。
       これらのことを、行事当日だけでなく、準備の段階から意識して取り組んでほしいと思っています。
       2学期にみなさんが取り組む日々の授業、2大行事、行事に至るまでの諸準備などの機会を通して、自分のありようを見直し、これから進むべき道をしっかりと見つけて欲しいと思っています。
       一人一人が異なる集団をどうしたらまとめられるか、夏休みから本来であれば自分のために使える勉強や習い事などの時間を割いて話し合ってくださっている人がいます。
       このような人にこたえられるよう、さまざまなことはあっても、最後には目的の方向に向かっていくことを忘れないでください。
       みなさんが個人として、あるいは学級・学年として単なる勝ち負けを超えたところにある、大きく成長を感じることができる2学期になることを期待しています。
       
    • 天龍川町納涼祭

      2025年8月25日
        8月24日(日)に天龍川町納涼祭が開催されました。sad
        毎年、多くの方が集う地域の夏のイベントです。
        今年度も多くの生徒が、ボランティアとして受付や販売のお手伝いをして
        地域のイベントを盛り上げてくれました。
      • 駅伝大会に向けて‼

        2025年8月22日
           今年度も10月に予定されている駅伝大会への準備が始まっています

           ご存じの方も多いと思いますが、この駅伝大会には天中の総力を結集して臨みます。今年も駅伝に参加したいという希望者が学年や部活動等の枠を超えて集まってくれました!

           
           朝7時からその日の気温などを考えてメニューを調整しながら、大会当日を目指して少しずつそれぞれの身体をつくっていきます。中にはきついタイムインターバルのメニューもある中、歯を食いしばって最後まで走りぬいています
           ラストのメニューを終えた後は、すべてを出し切ったことがわかるほど、疲れきった表情が見られますが、傍で見ていてもわかるくらい、それぞれが「走れる」ようになってきています
           勉強やほかの習い事もある生徒や駅伝練習のあとそのまま自分の部活動に参加する生徒、部活動を引退した3年生も含めて、それぞれがほんとうによく頑張っています。ぜひとも皆さんの熱い声援をお願いします
        •  夏休みも残り1週間となり、学校の東を流れる安間川のほとりには多くの赤とんぼが見られるようになりました
          過ぎてみれば早いものです。生徒の皆さんには少し寂しさもあるかもしれませんし、宿題の進み具合も気になるところではないでしょうかangel
           そんな中でも、天竜中では夏休みにも関わらず多くの生徒が部活動に励んでいる姿が見られます
           暑さの中でもこまめに休憩や水分補給をしながら、3年生から受け継いだ下級生たち新チームが基本練習に汗を流しています

           早朝から朝食や水筒の準備、汗だくになった練習着などのお洗濯…、お家の皆様のご協力、心より感謝申し上げます。
          なかなか思うように上達しないこともあるかもしれませんが、お家での励ましをお願いいたします。
           
           体育館では浜松市で導入してくださったスポットクーラーが連日フル稼働しています
           特別教室へのエアコン設置工事も2学期中の稼働開始を目指して進んでいます
          生徒の皆さん、残りわずかな夏休み、生活リズムを整えながら有意義に過ごしてください。
        •  8月1日(金)に浜松フラワーパークで第7回浜松市中学生花のコンテストが行われました。
          浜松市内14校の中学校から326名が参加し、天竜中学校からは70名が参加しました。
          審査は写真審査で、天中生は優秀賞1名、アイデア賞、ユニーク賞など計19名が入賞しました。
          他の中学校では華道部の生徒が参加する中、天中生は希望者が参加し、初めて花をいけた生徒も多くいました。
          ガーベラなど浜松は花の産地でもあるので、これをきっかけに花のある生活を楽しめたらよいと思います。