【研究授業】3年2組 国語科『場面の移り変わりに着目し、作った感想を交流しよう』~「ちいちゃんのかげおくり」~

2026年9月15日
     9月15日(火)2校時、3年2組で国語科の研究授業を行いました。本校では小中一貫校として、「9年間をつなぐ学び舎の創造 ~見方・考え方を働かせて~」を研究主題とし、質の高い授業づくりに向けた校内研修を進めています。今回もその一環として、3年2組の授業を参観・研究いたしました。
     今回学習した教材は、名作として長く親しまれている「ちいちゃんのかげおくり」です。
     3年生の国語科では、単に時間の順序を追うだけでなく、文章の構成や場面ごとのつながり(対比や変化)に着目して読む力を育てることが大切にされています。
     本時のめあては「第1場面と第4場面を比較して、第4場面の小見出しを作成しよう」というものでした。
     物語の冒頭(第1場面)で描かれる「出征前の家族4人で楽しんだ幸せなかげおくり」と、物語の後半(第4場面)で描かれる「戦火の中でちいちゃんが一人ぼっちで行うかげおくり」。同じ「かげおくり」という言葉であっても、そこにある背景やちいちゃんの置かれた環境は大きく異なります。
     子供たちは、教科書本文にある言葉に着目しながら、「時」「場所」「登場人物(人数や声、手のぬくもり)」の変化を丁寧に見つけ出し、比較表に整理していきました。
    「第1場面は家族みんなの手がつながっていたけれど、第4場面はひとりぼっちだよ」
    「かげおくりという言葉は同じなのに、周りの様子や気持ちが全然違う!」
     子供たちは、直感的な「かわいそう」「悲しい」という思いにとどまらず、「本文のどこにそう書いてあるか(根拠)」を確かめ合いながら確認し合いました。
     今回身に付けた「文章の根拠をもとに心情や変化を正確に読み取る力」は、高学年や中学校でのより高度な読解力や要旨把握の確かな土台となっていきます。
     今後も、小中9年間の学びのつながりを意識しながら、子供たち一人一人の「深い学び」を支える授業づくりに教職員一丸となって取り組んでいきたいと思います。