12月16日(火)に、9年2組にて保健体育科の研究授業を実施しました。
本校は、施設一体型小中一貫校として、9年間の学びをつなぐことを大切にしています。今年度の校内研修の研究主題は「9年間をつなぐ学び舎の創造 〜見方・考え方を働かせて〜」です。児童生徒が、授業の中で「なぜだろう」「どういうことだろう」という疑問や、「できた」「分かった」といった実感や納得を伴った学びの姿を目指し、全教職員で授業改善に取り組んでいます。
今回の9年生単元名「器械運動(マット運動)」では、この研究主題と深く関わらせながら、タブレット型端末を積極的に活用することで、特に「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的充実を図ることを大きな目標としました。
本時の目標は、「基本的な技や発展技を組み合わせ、安定して滑らかに行うこと及びそれらを構成し演技することができる」ことです。子供たちはまず、グループに分かれて、構成した技の練習に取り組みました。その際、タブレット型端末を活用して互いに演技している姿を撮影し、その動画を個人で確認したり、グループで共有したりする時間を設けました。子供たちは撮影した動画をすぐに確認し、自分の動きの改善点を客観的に把握することができました。「側方倒立回転や開脚前転の時には膝をまっすぐ伸ばせるといいよね」といった、技に合わせた具体的な振り返りがグループ内で交わされていました。
動画を見ながら、一人一人の組み合わせた技の違いに応じた課題を見つけ、自分に合った練習方法を選択し、意欲的に活動に取り組む姿が見られました。
互いの演技を見て改善点を指摘し合うとともに、補助をし合いながら技に挑戦する姿が見られました。演技の構成や流れについても、グループで熱心に話し合う様子も見られました。これは保健体育科の見方・考え方である「する・見る・支える」の多様な関わり方につながり、仲間と共に高め合う「協働的な学び」が活性化していました。
今回の授業では、タブレット型端末というツールを使うことで、子供たちは自分の課題を具体的に捉え、その解決に向けて主体的に取り組み、さらに仲間との対話を通じて学びを深めることができました。マット運動が苦手な子供も、動画で改善点を客観的な視点で確認することで技の完成度が高まりを感じ、今後の人生への自信につなげていくことを期待しています。
庄内学園では、これからも9年間の系統性を意識しながら、子供たちが「見方・考え方」を働かせ、深い学びと確かな自信を育んでいけるよう、教職員一同、研修を深めていきたいと思います。
本校は、施設一体型小中一貫校として、9年間の学びをつなぐことを大切にしています。今年度の校内研修の研究主題は「9年間をつなぐ学び舎の創造 〜見方・考え方を働かせて〜」です。児童生徒が、授業の中で「なぜだろう」「どういうことだろう」という疑問や、「できた」「分かった」といった実感や納得を伴った学びの姿を目指し、全教職員で授業改善に取り組んでいます。
今回の9年生単元名「器械運動(マット運動)」では、この研究主題と深く関わらせながら、タブレット型端末を積極的に活用することで、特に「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的充実を図ることを大きな目標としました。
本時の目標は、「基本的な技や発展技を組み合わせ、安定して滑らかに行うこと及びそれらを構成し演技することができる」ことです。子供たちはまず、グループに分かれて、構成した技の練習に取り組みました。その際、タブレット型端末を活用して互いに演技している姿を撮影し、その動画を個人で確認したり、グループで共有したりする時間を設けました。子供たちは撮影した動画をすぐに確認し、自分の動きの改善点を客観的に把握することができました。「側方倒立回転や開脚前転の時には膝をまっすぐ伸ばせるといいよね」といった、技に合わせた具体的な振り返りがグループ内で交わされていました。
動画を見ながら、一人一人の組み合わせた技の違いに応じた課題を見つけ、自分に合った練習方法を選択し、意欲的に活動に取り組む姿が見られました。
互いの演技を見て改善点を指摘し合うとともに、補助をし合いながら技に挑戦する姿が見られました。演技の構成や流れについても、グループで熱心に話し合う様子も見られました。これは保健体育科の見方・考え方である「する・見る・支える」の多様な関わり方につながり、仲間と共に高め合う「協働的な学び」が活性化していました。
今回の授業では、タブレット型端末というツールを使うことで、子供たちは自分の課題を具体的に捉え、その解決に向けて主体的に取り組み、さらに仲間との対話を通じて学びを深めることができました。マット運動が苦手な子供も、動画で改善点を客観的な視点で確認することで技の完成度が高まりを感じ、今後の人生への自信につなげていくことを期待しています。
庄内学園では、これからも9年間の系統性を意識しながら、子供たちが「見方・考え方」を働かせ、深い学びと確かな自信を育んでいけるよう、教職員一同、研修を深めていきたいと思います。



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