11月18日(火)に8年1組で保健体育科の研究授業(単元名:「球技(ゴール型) バスケットボール」)を実施しました。
本校は研究主題を「9年間をつなぐ学び舎の創造 ~見方・考え方を働かせて~ 』として、「なぜだろう」「できた」「分かった」「なるほど」といった、実感や納得を伴った学びの姿の実現を目指しています。今年度は特に、教科等の特質を踏まえた「考えるための技法」(順序付ける、比較する、関連付けるなど)を活用できる学習活動の工夫 、そして「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的充実を図る手法としてクラウドを活用することに重点を置いています。
今回の授業では、バスケットボールの「3×3(スリーバイスリー)」という種目を取り入れました 。この種目は、少人数でコート内を動き、より多くの子供たちがボールに関わる時間をもてるという利点があります。
子供たちは、前回の練習試合の試合動画をクラウド(オクリンクプラス)上に保存し、これを見ながら自分たちのチームの課題を洗い出しました。「ボール保持者がもっと周りを見てパスしたほうが良い」といったように、動画という客観的な資料を使って課題を見つけ、解決のための作戦を話し合う活動が行われました。このように、クラウドの活用は、子供たち一人一人が自分の課題と向き合い、チームで協働しながら課題解決を図るための手立てとなっていたのではないかと思います。
本時の目標は、「試合動画を見て、自分たちのチームの課題について話し合う活動を通して、課題を解決するための作戦を考え、それを実践すること」でした。
子供たちは、前時の試合動画から考えた作戦を実践できるようにと、練習試合を進めていました。試合を重ねるごとに動きも活発になり、どこでパスをもらえばいいかを考えながら試合を進めることができました。振り返りの時間を確保するのはなかなか難しかったですが、みんながしっかりと考えながら動くことができました。今回の練習試合の振り返りも試合動画をもとに一人一人が考えられるように確認し、授業を終えました。
保健体育科の見方・考え方である「運動やスポーツを、その価値や特性に着目して捉え、自己の適性等に応じた関わり方と関連付ける」という視点を働かせ、「比較する」「理由付ける」「見通す」といった「考えるための技法」 を使って、よりレベルの高い攻防を展開しようとする姿につながっていました。
今回の研究授業は、子供たちが課題を「自分のこと」として捉え、主体的に学びを深める姿が見られ、「できた」「分かった」という実感に伴う確かな自信を育む機会となったのではないかと思います。これからも本校では、9年間の学びをつなげられるよう、地域とともに未来を担う子供たちの育成に向けて、授業改善に取り組んでいきたいと思います。
本校は研究主題を「9年間をつなぐ学び舎の創造 ~見方・考え方を働かせて~ 』として、「なぜだろう」「できた」「分かった」「なるほど」といった、実感や納得を伴った学びの姿の実現を目指しています。今年度は特に、教科等の特質を踏まえた「考えるための技法」(順序付ける、比較する、関連付けるなど)を活用できる学習活動の工夫 、そして「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的充実を図る手法としてクラウドを活用することに重点を置いています。
今回の授業では、バスケットボールの「3×3(スリーバイスリー)」という種目を取り入れました 。この種目は、少人数でコート内を動き、より多くの子供たちがボールに関わる時間をもてるという利点があります。
子供たちは、前回の練習試合の試合動画をクラウド(オクリンクプラス)上に保存し、これを見ながら自分たちのチームの課題を洗い出しました。「ボール保持者がもっと周りを見てパスしたほうが良い」といったように、動画という客観的な資料を使って課題を見つけ、解決のための作戦を話し合う活動が行われました。このように、クラウドの活用は、子供たち一人一人が自分の課題と向き合い、チームで協働しながら課題解決を図るための手立てとなっていたのではないかと思います。
本時の目標は、「試合動画を見て、自分たちのチームの課題について話し合う活動を通して、課題を解決するための作戦を考え、それを実践すること」でした。
子供たちは、前時の試合動画から考えた作戦を実践できるようにと、練習試合を進めていました。試合を重ねるごとに動きも活発になり、どこでパスをもらえばいいかを考えながら試合を進めることができました。振り返りの時間を確保するのはなかなか難しかったですが、みんながしっかりと考えながら動くことができました。今回の練習試合の振り返りも試合動画をもとに一人一人が考えられるように確認し、授業を終えました。
保健体育科の見方・考え方である「運動やスポーツを、その価値や特性に着目して捉え、自己の適性等に応じた関わり方と関連付ける」という視点を働かせ、「比較する」「理由付ける」「見通す」といった「考えるための技法」 を使って、よりレベルの高い攻防を展開しようとする姿につながっていました。
今回の研究授業は、子供たちが課題を「自分のこと」として捉え、主体的に学びを深める姿が見られ、「できた」「分かった」という実感に伴う確かな自信を育む機会となったのではないかと思います。これからも本校では、9年間の学びをつなげられるよう、地域とともに未来を担う子供たちの育成に向けて、授業改善に取り組んでいきたいと思います。







