11月12日(水)に7年2組で保健体育科の研究授業を行いました。
施設一体型の小中一貫校である本校の校内研修は、「9年間をつなぐ学び舎の創造 〜見方・考え方を働かせて〜」を研究主題としています。
これまでの取り組みから、仲間と協働して学ぶ楽しさを感じる生徒は増えてきましたが、対話を通じて自ら学びを深めるという点に課題がありました。そこで、新しい時代に求められる資質・能力を育むため、生徒一人一人が各教科等の見方・考え方を働かせながら学びを深め、確かな自信を育んでいけるよう、授業改善を進めています。
研究の仮説として、「ひと・もの・こと」との関わりに重点を置いた授業づくりを進めること、そして教科のねらいを明確にした上で「考えるための技法」(課題解決に必要な思考の方法)を活用する学習活動を工夫することで、対話が活性化し、学びが深まると考えています。
今回の研究授業の目標は、チームでの話合いや練習を通して、空いた場所に走り込んでパスをもらうことや、マークされていない味方にパスをすることができるようになることでした。
授業では、単元を通じた研究との関わりとして、保健体育科の「見る・支える」の視点から、チーム内で互いに見合う活動やアドバイスを行い、「協働的な学び」を促すことを重視しました。また、生徒一人一人の役割を明確にさせて「個別最適な学び」を促すため、タブレット型端末を活用して動画を撮影し、個人やチームで課題の改善に活かすという工夫も見られました。
生徒たちは前時の試合を振り返り、「なぜパスがつながらなかったのだろう」「どう動けばよかったのだろう」という疑問を共有しました。この課題解決に向けて、「ボールを持っている人」と「ボールを持っていない人」の動きについてチームで話し合い、空いている場所へ動く大切さを確認しました。話し合った内容を活かすため、数的有利な状況(4対3)での練習に取り組みました。ドリブル禁止のルールで、空いている空間を見つけることに集中し、走り込む場所をマーカーで示すなど、共通理解を図る指導上の工夫がなされました。練習の合間にはチームで話し合う時間が設けられ、練習に参加していない生徒もアドバイスできるようにすることで、全員が活躍できる場が設定されていました。
これらの活動を通して、生徒たちは課題解決のために、ボール操作や空間利用といった保健体育科の見方・考え方を働かせ、積極的に「協働的な学び」を深めることができていたと捉えています。
これからも9年間を通じて、生徒たちが「わかった」「できた」という実感と納得を伴った学びを積み重ね、確かな自信を育んでいけるよう、研究を継続してまいります。
施設一体型の小中一貫校である本校の校内研修は、「9年間をつなぐ学び舎の創造 〜見方・考え方を働かせて〜」を研究主題としています。
これまでの取り組みから、仲間と協働して学ぶ楽しさを感じる生徒は増えてきましたが、対話を通じて自ら学びを深めるという点に課題がありました。そこで、新しい時代に求められる資質・能力を育むため、生徒一人一人が各教科等の見方・考え方を働かせながら学びを深め、確かな自信を育んでいけるよう、授業改善を進めています。
研究の仮説として、「ひと・もの・こと」との関わりに重点を置いた授業づくりを進めること、そして教科のねらいを明確にした上で「考えるための技法」(課題解決に必要な思考の方法)を活用する学習活動を工夫することで、対話が活性化し、学びが深まると考えています。
今回の研究授業の目標は、チームでの話合いや練習を通して、空いた場所に走り込んでパスをもらうことや、マークされていない味方にパスをすることができるようになることでした。
授業では、単元を通じた研究との関わりとして、保健体育科の「見る・支える」の視点から、チーム内で互いに見合う活動やアドバイスを行い、「協働的な学び」を促すことを重視しました。また、生徒一人一人の役割を明確にさせて「個別最適な学び」を促すため、タブレット型端末を活用して動画を撮影し、個人やチームで課題の改善に活かすという工夫も見られました。
生徒たちは前時の試合を振り返り、「なぜパスがつながらなかったのだろう」「どう動けばよかったのだろう」という疑問を共有しました。この課題解決に向けて、「ボールを持っている人」と「ボールを持っていない人」の動きについてチームで話し合い、空いている場所へ動く大切さを確認しました。話し合った内容を活かすため、数的有利な状況(4対3)での練習に取り組みました。ドリブル禁止のルールで、空いている空間を見つけることに集中し、走り込む場所をマーカーで示すなど、共通理解を図る指導上の工夫がなされました。練習の合間にはチームで話し合う時間が設けられ、練習に参加していない生徒もアドバイスできるようにすることで、全員が活躍できる場が設定されていました。
これらの活動を通して、生徒たちは課題解決のために、ボール操作や空間利用といった保健体育科の見方・考え方を働かせ、積極的に「協働的な学び」を深めることができていたと捉えています。
これからも9年間を通じて、生徒たちが「わかった」「できた」という実感と納得を伴った学びを積み重ね、確かな自信を育んでいけるよう、研究を継続してまいります。







