【きらきら】1年1組道徳科の研究授業を行いました

2025年11月19日
    11月11日(火)に、1年1組で道徳科の研究授業が行われました。庄内学園が目指す「9年間をつなぐ学び舎の創造〜見方・考え方を働かせて〜」という研究主題に基づき、教員一同が日々、授業改善に取り組んでいます。

    本学園は施設一体型の小中一貫校として9年間を通して児童生徒が確かな自信と新しい時代に求められる資質・能力を育むことを目標にしています 。子供たちが「なぜだろう」「どういうことだろう」という疑問や、「できた」「分かった」「なるほど」といった実感や納得を伴った学びの姿の実現を目指しています。 各教科の特質に応じた「考えるための技法」(順序付ける、比較する、関連付ける、多面的に見るなど)を活用する学習活動を工夫することで、より深い学びへとつなげられるようにしています。

    今回の研究授業は、1年1組の道徳科の授業でした。本時の主題は、「みんなでつかうときには」【規則の尊重】 でした。教材文から約束やきまりを守る3匹の動物の気持ちを想像し、なぜきまりを守ることが大切なのかを話し合いました。特に、子供たちが日常の中で「約束やきまりを守ってよかったと思ったこと」について、事前にオクリンクプラスで撮った写真をグループで見ながら話し合う活動を取り入れました。この活動により、子供たちは「比較する」(守った場合と守らなかった場合)や「理由付ける」(なぜ守ってよかったのか)などの「考えるための技法」を働かせながら、みんなが気持ちよく安心して過ごすために約束やきまりがあるという本時の価値に迫ることができました。また、このクラウドを活用した活動は、一人一人が自分の考えを表現し、仲間と共有する「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を図る手法の一つとなりました 。今後も本学園では、子供たちの「できた」「分かった」という実感を積み重ね、9年間で確かな自信を育めるよう、授業改善に努めていきたいと思います。