【青海原】7年生 数学科の研究授業がありました

2025年10月4日
    10月2日(木)3校時に7年1組で数学科「1次方程式」の研究授業がありました。
    本時では、「弟を兄が追いかける」という具体的な場面設定の問題を通して、生徒が現実の事象を数学の世界と結び付け、問題を解決する過程を重視しました。
    授業では、生徒一人一人が問題と向き合い、自らの考えを深めるための工夫を凝らしました。
    数量関係を捉えるために、前時までに学んだ「言葉の式」や「線分図」といった工夫を振り返り、文字式の考えへとつなげました。また、タブレット型端末を活用して生徒一人一人の考えをクラス全体で共有。自分の考えと同じ仲間がいることに気付いたり、多様な考えに触れたりすることで、協働しながら思考を深める姿が見られました。

    生徒は方程式を使いこなすことで、解が問題の状況に合っているか(例:時間や道のりが負の数にならないか)を確かめる必要性にも気付き、粘り強く課題解決に取り組むことができました。

    本校の校内研修は、「9年間をつなぐ学び舎の創造 〜見方・考え方を働かせて〜」を研究主題としています。この主題は、児童生徒が「なぜだろう」「どういうことだろう」といった疑問を大切にし、納得を伴った学びを実現することを目指したものです。

    今回の数学の研究授業は、まさにこの主題に迫るものになったのではないかと思います。
    庄内学園では、今後も全教職員が一丸となり、このような研究と研修を重ねることで、児童生徒が未来社会を切り拓くための確かな資質・能力を育成していきたいと思います。