国語科の研究授業を行いました

2025年9月11日
    9月10日(水)2校時、小7組の教室にて、国語科の研究授業を行いました。本校が研究主題として掲げる「9年間をつなぐ学舎の創造〜見方・考え方を働かせて〜」のもと、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実現を目指した授業です。

    この日の授業は、「夏のたのしみ」という単元で、児童が「夏」をテーマに言葉を集め、詩や俳句、短歌などにまとめる活動のために語彙を深めるための授業でした。学年の異なる児童が共に学ぶ小7組では、一人一人の発達段階や学習状況に応じた目標が設定されています。ある児童は言葉の量を増やすことを、また別の児童は語感や言葉の使い方を意識して表現することを目指し、それぞれの目標に向かって熱心に活動に取り組んでいました。

    授業では、子供たちが主体的に学びに向かう態度を育むため、「考えるための技法」を効果的に活用しました。例えば、タブレット端末を活用し、集めた言葉をクラウド上で共有することで、お互いの言葉からヒントを得たり、新たな言葉のつながりに気づいたりする姿が見られました。言葉集めの活動では、児童が互いの活動を尊重し、「いいね」と声をかけ合いながら、協働して学びを深める姿が印象的でした。

    今回の研究授業で得られた成果と課題を、今後の子供たちの指導に生かしてまいります。