9月29日(月)、本校の7年生(中学1年生)が、丹精込めて育てたポットマムを、庄内地区を支えてくださる方々へお届けする贈呈式に臨みました。
この活動は、花の栽培が盛んな庄内地区の伝統を受け継ぎ、「地域への感謝の気持ちを花に託して伝えるという目的のもと、1968年から続く本校の大切な伝統の1つです。
【緊張の中にも感謝の気持ちを伝える】
今回は、庄内地区自治会長会議の会場にて、7年生の代表生徒が、地区内の9名の自治会長さんと、自治会の専門理事お2人へポットマムをお渡ししました。
代表の生徒は、少し緊張した面持ちながらも、練習の成果を発揮し、一人一人に丁寧にお花を手渡し、「いつも庄内学園の活動を支えてくださり、ありがとうございます」「育てたポットマムを飾って、明るい気持ちになってください」と、自分たちの言葉で感謝の気持ちを伝えました。
受け取られた自治会長さんからは、「きれいな花をありがとう。大切に飾らせてもらいます」「毎年楽しみにしています」と温かい言葉をかけていただき、代表の生徒は安堵と喜びの表情を見せていました。地域を代表する方々に直接感謝を伝える貴重な機会となり、代表の生徒にとっても大きな学びとなったことでしょう。
【伝統を支える地域と生徒の思い】
生徒が愛情を込めて育てたポットマムは、これから地域の店舗や公共施設など、庄内地区のいたるところを明るく彩ります。この活動は、単に花を贈るだけでなく、生徒が自ら地域の一員として感謝を行動で表し、ふるさと庄内を愛する心を育む大切な教育活動でもあります。
この度の贈呈式には、中日新聞社様にも取材にお越しいただきました。
今後も本校は、この地域貢献の伝統を継承しつつ、子供たちが地域社会と連携しながら健やかに成長できるよう、教育活動に取り組んでいきたいと思います。