9月1日(月)5校時に、今年度第4回目となる防災訓練を実施しました。今回は、給食調理室から火災が発生したという想定で、子供たちが落ち着いて安全に避難できるよう訓練を行いました。この訓練の目的は、これまでの訓練の経験を活かし、子供たち一人ひとりが自分の命を守る行動を身に付けること、そして学校全体の防災体制をより強固にすることです。
校内放送で火災発生が知らされると、子供たちはすぐに避難行動を開始しました。教員の指示に従い、「おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない」という約束を守りながら、口元をハンカチで抑え、避難経路を移動する姿が見られました。
避難場所である運動場に集合した後は、静かに整列して担任による人員点呼が行われ、全員の安全が確認されました。その後、教室に戻り、防災担当の先生から、放送で今回の訓練についての講評と指導がありました。
今回の訓練では、子供たちが真剣な態度で取り組み、落ち着いて避難できたことに大きな成長を感じました。日頃から避難経路の確認や「おはしも」の約束を徹底している成果が出たと言えるでしょう。
また、訓練後には、各学級で防災ノートを活用して振り返りを行いました。今回の訓練で気づいた点や学んだことを共有し、次につなげるための貴重な時間となりました。
9月1日は「防災の日」です。これは、1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんで定められたものです。過去の災害を忘れず、いつ起こるかわからない災害に備えるための大切な日です。この日に訓練を行うことで、子供たちに防災意識をさらに高めてもらうことを願っています。
災害はいつ発生するかわかりません。しかし、もしもの時に備えて繰り返し訓練を行うことで、子供たちの防災意識を高め、安全に行動する力を育むことができると考えています。
今後も教職員一丸となって、子供たちの安全を守るための体制を確立していきます。