【2年1組】 道徳科 研究授業を行いました!(初任者研修)

2025年7月19日
    7月11日(金)に、新任教員向けの初任者研修の一環として、2年生で道徳科の研究授業を行いました。
    初任者研修は、新任の先生が学校現場でより実践的な指導力を身に付け、教員としての使命感を育むための大切な学びの場です。子供たちへのよりよい指導につながるよう、幅広い知識を習得することを目的にしています。

    今回の研究授業は、特に道徳科における指導力の向上を目指し、学校全体で取り組みました。全教員が授業を参観し、子供たちの学びの様子や指導の工夫について意見を出し合い、新任教員への具体的なアドバイスを行いました。このようにして、学校全体で新任教員をサポートし、指導力の向上に努めています。

    【「規則の尊重」をテーマに考えを深めました】
    今回の授業では、2年生の子供たちに「規則の尊重」という道徳的な価値について考えてもらいました。「黄色いベンチ」という教材を使って、子供たちは活発に意見を出し合いました。

    物語は、公園のベンチを汚してしまった2人の男の子と、そのベンチに座って服を汚してしまった女の子の様子を描いたものです。主人公の男の子たちが、女の子の様子を見て「はっ」とした場面では、子供たちは役割演技を通して彼らの気持ちを想像しました。自分たちの生活経験と比べながら、汚してしまった後のベンチに座る女の子の気持ちや、それを見た主人公たちの気持ちを深く考えることができました。

    この活動を通して、「みんなで使うものについては、誰もが気持ちよく使うことができるように、みんなのことを考えた行動ができるようにしたい」という大切な気持ちを、子供たち全員で共有することができました。

    今回の研究授業での学びを活かし、これからも豊かな心を育んでいけるよう、教職員一同、力を合わせて教育活動に取り組んでいきたいと思います。

     
    役割演技をしながら、主人公の気持ちを確認しました。
    主人公2人の気持ちを自分事として考え、それをワークシートに記入しました。
    ワークシートに記入したことをみんなの前で発表しました。