「いのちについて考える日」

2025年6月11日
    6月12日は浜松市が定める「いのちについて考える日」です。本校は、本日6月11日(水)に、全校で命について深く考える時間をもちました。

    【校長先生による絵本の読み聞かせ】
    全校朝礼では、校長先生が『命はどうしてたいせつなの?』(大野正人:作)の絵本の読み聞かせをしてくださいました。校長先生は、この絵本を通して子供たちに2つの大切なメッセージを伝えたかったそうです。

    1つは、「いただきます」に込められた感謝の気持ちです。私たちの体は、たくさんの食べ物の命からできています。だからこそ、食事の際には「いただきます」という言葉に、命への感謝の気持ちを込めてほしいということです。
    もう1つは、「ありがとう」という魔法の言葉です。つらいことや嫌なことが続いて、もし1人ぼっちだと感じた時でも、「ありがとう」と声に出してみることで、自分を救ってくれる魔法の言葉になるということです。
    真剣な眼差しで絵本に見入る子供たちの姿が印象的でした。

    【各学級での道徳の授業】
    朝礼後には、それぞれの学級で「生命尊重」をテーマにした道徳の授業が行われました。学年に応じた内容で、命の尊さや大切さについて考え、話し合う貴重な時間となりました。子供たちからは、「命は一つしかないから大切にしたい」「友達の命も自分の命も大切にしたい」といった感想が聞かれ、命に対する理解を深めることができたようです。

    今回の「いのちについて考える日」を通して、子供たち一人ひとりが、自分自身の命、そして周りの人の命を大切にする気持ちを育んでくれることを願っています。