6年生 「租税教室」

2022年5月27日
     5月24日(火)に税理士の袴田暁広さんが来校してくださり、6年生に税金のことを教えていただきました。
     消費税に所得税、酒税、自動車税など・・・私たちの生活に深くかかわっている税金。子供たちも大事に貯めたお小遣いを使うとき、たった8%や10%ですが、なるべく出費は避けたい気持ちは子供たちも同じです。授業の初めに、袴田さんから「正直、税金を払いたくないと思う人はいますか。」という質問には、ほとんどの児童が手を挙げていました。
     日本で実際に納められている税金は、約50種類だそうです。身近に感じる消費税以外でも、税金を納めていたことに子供たちも驚いていました。海外の国では、日本では考えられないような税金もあり、「おもしろい!」「もっと知りたい!」と興味津々でした。
     でも、そもそもなぜ税金という仕組みがあって、それを納めなければいけないのか・・・。「もし、日本で税金がなくなったらどうなるか」を動画で見せてもらいました。
     公園や公民館などの公共施設がなくなったり、道路は有料道路がほとんどになったり、小学校・中学校が有料になって高い学費や教科書代を支払わなければいけなくなったり、警察や消防の仕事が有料になったり・・・・税金は、日本に住むみんなが安心して暮らせるような社会づくりのためだということが分かりました。お金がなくなるのは嫌だけど、今日の授業を通して税金を納めることの重要性を感じているようでした。税金の大切さに気付き、しっかりと納税という国民の義務を果たせる立派な大人に成長していってほしいです!
     最後に、袴田さんに用意してもらった一億円の見本が入ったケースを実際に持ってみることで、お金の重みを感じ取る活動を行い、一億円の重さを肌で知ることができました。

     袴田さんの分かりやすい説明に、税金が子供たちにとってより身近なものになったことと思います。本日は子供たちのためにありがとうございました。