遵法教室

2024年7月19日
     ここ数年、小学生のSNSの利用頻度が高まっており、子供たちのコミュニケーションの在り方も急速に変化しています。そしてネット上でのやり取りがいじめのきっかけとなったり、犯罪等に巻き込まれたりするケースが頻繁に起こっています。
     そこで白脇小学校では、毎年浜松市教育委員会より講師を招き、5・6年生を対象に問題行動の未然防止につながる「遵法教室」を開催しています。今年は7月5日(金)に開催されました。今回は、子供たちの世界で起きている現実と責任について知っていただく為に、5・6年の保護者の皆様にも参加を呼びかけ、約40名の保護者の方が参加されました。
     子供たちの日常生活の中で起こる問題行動が警察への被害届につながったり、訴訟問題にまで発展したりするばかりではなく、命にかかわる事件も発生しています。そこで身近な例を挙げたり、スライド等を使ってたりしながら、分かりやすくお話してくださいました。
    児童の感想より
    「意外に知らない法律がたくさんありました。例えばいじめなどの場面で加害者をはやし立てたり、応援したりしてはいけない、先生や授業の邪魔をしてはいけないなどです。法律について知っておくことで、犯罪を知らないうちにしてしまいにくくなるので、これからは法律について積極的に調べてみたいと思いました。」

    「今日の遵法教室でみんながふざけてやっていたことを犯罪になるかもしれないということを知った。いやなことはした人によって異なるし、嫌な言葉も人によって違うから、自分がいいからと言って人に押し付けずに相手のことを考えて行動したり言葉を言ったりしたい。」
    保護者の感想より
    「自分の時代とギャップがあり、まだ子供たちだけの世界にしてはいけないと思いました。今後も介入していきたいと思います。」
    「今学んでいることが成長過程や社会人になってもしっかり柱になってくると思います。自分の判断で動くようになることが多くなりますが、自由・責任・の自覚と危険性についてはしっかり説明していきます。」

     遵法教室での学びを通して、自分や周りの人を大切に生活しようという気持ちが高まりました。