1年生の理科で力のつりあいを体感する実験を行っていました。生徒たちは2人組になり、それぞれが鉛筆を持ち、その間に1円玉をそっと挟みます。目標は、この1円玉を「落とさずに持ち続ける」こと。これが意外と難しい!1円玉はわずか1グラムですが、鉛筆を持つ手が少しでも揺れたり、どちらかの力加減が強すぎたり弱すぎたりすると、力のつりあいが崩れ、すぐに滑り落ちてしまいます。ほとんどのグループが1~2秒はつりあいを保つことができましたが、力の加減の難しさを実感していました。最も長く持ち続けたグループは、なんと10秒以上も成功! これは、2人の力の入れ具合が完璧に「つりあっていた」証拠です。
