5・6年生は、総合的な学習の時間に「三ケ日の歴史」について学習しています。5月8日には、史跡めぐりとして摩訶耶寺、浜名惣社神明宮、初生衣神社の見学をしました

最初は、摩訶耶寺です。三ケ日の歴史に詳しい「郷土を語る会」の方に同行していただき、歴史ガイドをお願いしました。
お寺の住職さんが丁寧に説明をしてくださいました。奈良時代に建てられ、1300年もの長い間、守り、受け継がれてきたお寺だそうです

子供たちは、お寺が釘を1本も使わないで建てられていることを聞いて、当時の建築技術に驚いていました

また、天井の絵に、象や麒麟が描かれていて、当時まだ日本にはいない動物を絵師が想像で忠実に描いたことにもビックリです

しかし、一番引き込まれていたのは地獄の閻魔様のお話でした

続いて、浜名惣社神明宮です。大昔はそこら中に神社があったけれど、各地区で1つということになって、三ヶ日町三ケ日地区の神社がこちらの浜名惣社に集められたとお聞きしました。
社の屋根のぼ棒が奇数であれば、男性の神様を、偶数であれば女性の神様を祀っていることを聞き、子供たちは屋根を見て棒の数を数えていました

最後は、初生衣神社です。機織りの神様(七夕の織姫)を祀っている神社です。ついこの間、国の重要文化財である織殿が修復さ、茅葺の屋根がとても立派でした

子供たちは今回の史跡めぐりをきっかけに、各自で課題を設定し、調査を進めていきます。
「郷土を語る会」をはじめお世話になった皆さま、貴重なお話をありがとうございました