集会後の振り返りでは、次のような気づきや意識の高まりが見られました。
- いじめは、軽いいじりや言葉のやりとりでも、相手が嫌だと感じた時点で成立することに気付いた。
- 日常の言動一つひとつに責任をもち、相手の気持ちを考えて行動することの大切さを実感した。
- 「自分はいじめのつもりではなかった」が通用しないことを理解し、発言や行動の前に一度立ち止まって考えることを心がけたいと思った。
- クラスの宣言を守り、仲間と協力していじめを少しでも減らしていきたいという意識が高まった。
- 誠実な態度を大切にし、思いやりをもった行動で、誰もが安心して過ごせる学校をつくっていきたい。
中には、「友達との関係の中で、からかいや軽い冗談も限度を考える必要がある」という具体的な見直しの声や、「自分の言動が相手の命に関わるかもしれない」といった強い危機感をもつ声もあり、子どもたち一人ひとりが真剣に「いのち」と向き合う機会となりました。
今回の「いのちの集い」を通して、一人ひとりが命の大切さや、他者への思いやりについて深く考えることができました。
いじめは、ふとした言葉や行動から生まれ、誰かの心を深く傷つけてしまうことがあります。だからこそ、「自分の言動に責任をもち、相手の気持ちを想像すること」が何よりも大切です。
これからも中郡中学校の生徒には、“誠実に生きる”ことを大切にし、“充実した学校生活”を自分たちの手でつくっていくことを願っています。