澤田 政廣(さわだ せいこう)さん

2025年6月27日
     職員玄関に故 河西哲英先生の胸像があります。
     この像の作者は澤田 政廣(さわだ せいこう)様です。澤田様の略歴は以下の通りです。
    「澤田 政廣(さわだせいこう 1894~1988)
     本名、寅吉。文化勲章受章芸術家、熱海市名誉市民。
     熱海の海辺に育ち19歳で彫刻家を志し、高村光雲(たかむらこううん)の高弟 山本瑞雲(やまもとずいうん)に師事しました。93歳で没するまで、多くの木彫作品をはじめ、絵画、陶芸、版画、書など、さまざまな芸術領域にわたり創作しました。力強く生命感と詩情にあふれた作品は、人々の胸に多くのロマンを語りかけます。」 ※熱海市ホームページより抜粋
     澤田様と河西先生は旧制韮山中学校(現、韮山高校)に在籍し、その関係で制作なさったのではないかと思われます。(記念館の方のお話)そんな著名な方の作品であるとは知らず、毎日なんとなく見ていました。当時、河西先生の死はそれほど大きな出来事だったということを、改めて感じました。 
     ただ、玄関にあるものは平成11年に再鋳造されたものです。原作は大戦中に破損してしまったそうで、石膏が残っていたために再鋳造できたのではないかとのことです。
     そんな歴史ある、本日の都田小学校の様子をご紹介いたします。
     
     2時間目です。
     プールから元気な声が聞こえてきました。
     足を運ぶと、2、3、5年生が水遊びや水泳を楽しんでいました。
     水中じゃんけんやだるま浮き、クロールなどに挑戦していました。
     1年生は砂場にいました。
     持ってきたカップを使ったり穴を掘ったり積み上げたり、山や川、ケーキのような物を作っていました。
     6年生は教室で国語の授業でした。
     デジタル機器と私たちの生活を振り返り、何か提案はできないか考えていました。
     機器の使い過ぎによる体調の悪化について、言いたいことがあるようでした。
     4年生は教室で絵を描いていました。
    「忘れられない気持ち」という題名で、主に運動会の一場面を水彩画に表していました。
     完成が楽しみです。
     3、4時間目は観劇教室でした。
     たんぽぽ劇団による「あやうし!ズッコケ探検隊」をみんなで見ました。
     間近で見る演劇には迫力があり、役者さんの表情が手に取るように分かり、本当に良いものでした。
     子供たちは大喜びで、劇を見た後の子供たちの仕草が演技っぽく感じられたのは私だけでしょうか。
     早いもので、来週の火曜日は、もう七月です。
     1学期が終盤を迎えます。

     未来に向かって やりぬく力 心やさしく 大好き都田

     来週という一週間が、都田小学校のすべての子供たちにとって素敵な日々となりますように。