先代から学ぶ

2022年10月25日
    星の子のミライは キャリア教育から
    【聴こう 話そう】【振り返ろう】【一緒にやろう】【負けない
    南の星小は、4つの合い言葉で「自分らしく」「役割を果たす」星の子を育てます
    3年生総合的な学習の時間『南の星の自慢を見つけよう』で私たちの住むふるさとについて学んでいます
    今日は、【五島歴史クラブ】の方々が来校してくださり、『ジェームズ・ペイトン号の救出』について教えてくださりました

    『ジェームズ・ペイトン号の救出』
    明治8年(1875年)8月10日、イギリスの帆船が福島村(現在の南区福島町)の海岸に座礁しました。
    船を発見した村人たちは、命がけで船員たちを救出しました。この出来事が『ジェームズ・ペイトン号の救出』として、現在も語り継がれています。
    五島歴史クラブの方々は、このことを語り継ぐ1つの方法として紙芝居を制作されました。江之島高校の生徒さんが絵を描いて、臨場感あふれる紙芝居となりました

    台風で荒れた波に揺れる船と浜をつないだのは、1本の太い綱・・・
    当時はハイテクな道具などありませんので、荒れた波の中を自分自身の命をかけて全員を救出できたのは奇跡に近いことでした
    また、救出後、村人たちは船員たちが食べる物や着る物、泊まるところに困らないようにと、親切にもてなしました
    当時、外国人に対する日本人の感情は複雑で好意的ではありませんでした。
    自分の命の危険を感じながらも海から救出し、困っている人をもてなした勇気ある心温まる行動は、イギリスやオーストラリアの新聞で『グレート・ヒューマニティ(大いなる人道主義)』と『グレート・カインドネス(最大の親切)』と評価されました
    紙芝居の他にも様々な資料を持ってきてくださりました
    子供たちはイギリスや日本の位置を確認したり、当時の様子が分かる船や英国からの贈り物などの資料について質問したりしました
    紙芝居だけでなく、子供たちからの質問1つ1つに丁寧に応えてくださりました
    五島歴史クラブのみなさん今日はステキな時間をありがとうございましたlaugh

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