合唱コンクール3年生 お待たせしました

2025年11月10日
    合唱コンクールが終わってしまい、各クラスからの合唱曲が聞こえなくなって、ちょっと寂しいですwink

    たいへんお待たせしました

    合唱コンクール3年生の部のようすをお届けします。どのクラスも素晴らしい合唱が仕上がり、順位をつけるのも大変歌声だけではなく、表情も素晴らしかったので、それぞれの曲が持つメッセージが十分に伝わってきましたlaugh

    それでは1・2年生同様に、代表者の曲紹介とともに紹介します。
    (ブログ用に短く編集しているので、本番の紹介文とは少し異なります。)
     
    3年1組 『手紙 ~拝啓十五の君へ』 最優秀賞
    大ホールにいる皆様へ。大人になりきれない私たちも、答えの見つからない悩みや不安を抱えながら、未来という目的地に向けて今も進んでいます。今頑張っている自分のことを、未来の自分はきっと応援してくれていると信じて。青春の荒波を越えた先にいる未来の自分が、幸せであることを願って、この歌を送りたいと思います。先生方、保護者の皆様も、あの頃の自分を思い出しながら聴いてください。3年1組より。

     
    3年2組 『あなたへ ~旅立ちに寄せるメッセージ~』
    この曲には、中学校を卒業し、それぞれの道に進んでいく私たちに向けての励ましや、新たな挑戦を後押してくれるようなあたたかな気持ちが込められています。歌詞の中には「憎しみ」や「悲しみ」という言葉があります。私たちはこれからもたくさんの壁にぶつかることでしょう。その時には、これまでの自分たちの経験を力にして、仲間とともに協力し合い、乗り越えていきます。私たちの学級目標でもあるTEAMWORKを生かして歌います。
    3年3組 『いつまでも』
    「ふるさと」とは自分が歩んできた道であり、自分を育ててもらった場所であり、誰の心の中にもあるものです。中学校の3年間は思春期を迎え、親とぶつかることもありました。困らせてばかりだったけど、いつも支えてもらいました。振り返ればきっと、ここまでのすべての時間がかけがえのないふるさとの1ページになります。この瞬間を大切に心をひとつにして歌います。
    3年4組 『gifts』 優秀賞
    周りと自分を比べてしまい自信を失うことがよくあります。しかし欠点を含めてそれも大切な自分で、ありのままの自分と向き合うことが大切だということを、この曲を通して知りました。私たちはここまで生きてきた中で、多くの人に与えられ、支えられてきました。今日は私たちが与える番です。この会場にいるすべての人に感動を与えられるように一生懸命歌います。受け取ってください!私たちの『gifts』。
    3年5組 『群青』
    私たちは2011年、東日本大震災の年に生まれました。被災地・福島県の中学校の生徒と先生によって作られた歌です。震災後の不安な状況でも、空はつながっていると信じ、いつかまたここで仲間と会えることを願って前向きに生きようという気持ちが込められています。練習では、みんなできれいなハーモニーが奏でられるように意見を出し合いました。この曲に込められた悲しみや未来への希望を込めて歌います。


    コンクール後の審査員の先生からの講評の中で、
    「合唱への取組というのは、音楽的な知識や技量よりも、もっと大切なことをたくさん学べるもの
    だとおっしゃっていました。本当に心から同感しますlaughコンクールなのでどうしても賞は決まります。でもきっと、どのクラスもこの合唱への取組を通して、賞とは関係のないもっと大切ななにかを得ることができたはずこれは3年生に限ったことではありませんね。みんなのこれまでの頑張りに拍手を送ります