昼休みに地震発生(訓練) ~防災週間~

2025年9月9日
    「地震発生地震発生」(訓練)
    先日、いつもの授業中ではなく、昼休みに地震が発生したという想定で避難訓練を行いました。生徒には「5時間目は避難訓練」と伝えてあったので、昼休みは普通にグラウンドで遊んでいた生徒もいました。グラウンドにいた生徒たちは、突然の「地震発生」に最初は戸惑っていましたが、誰からともなくグラウンドの中心付近に集まり、身をかがめて地震の揺れが収まるのを待っていました。
    昼休みということで、給食の片付け途中の生徒もいました。「地震発生」を受けて、2人で身を寄せて自分たちの頭を、持っていた牛乳ケースで守っている生徒たちがいました。このように、その場でとっさに自分の命を守る行動ができることが大切です
    教室にいた生徒たちは、いつものように机の下に隠れて揺れが収まるのを待ちました。大きな地震では、机や椅子も飛んでしまうほどの揺れに襲われるので、机や椅子の脚をしっかりと押さえておくことが必要です。
    揺れが収まった後は、急いで屋外へ避難しました。実際の地震後には、廊下が割れたガラスで埋もれていたり、天井が落ちていたりすることも考えられます。その場の判断で、できるだけ安全なルートで避難することが求められます。
    避難訓練は、先生たちの訓練でもあります。学校にいる全員が無事に避難することができているのか、人数を確実にチェックして校長先生に報告していきます。今回は無事に確認が取れました。

    8月30日から9月5日は「防災週間」でした。1923年9月1日に発生した関東大震災に由来し制定されました。近年、国内では阪神淡路大震災、東日本大震災、能登半島地震などの大きな地震だけでなく、大雨による災害が頻発しています。自然災害はいつどんな状況で起きるか分かりません。いざというときに落ち着いて行動できるといいですね。