2024年

  • 昨日、1年生が「心の教育講座」を行いました。
    これは、しらい助産院様に講師をお願いし、
    各学年の発達段階に合わせた内容で、講演していただいているものです。
    今回は「すてきなパパママレッスン」と題して行われ、希望する保護者の方も参観しました。

    風船をお腹に入れて、寝転んだり靴下を履いたり和式トイレに入ったつもりになったりして、
    妊婦さんの模擬体験をしました。

    寝転ぶと寝返りをうつのも難しく、これに約5kgの重さが加わると考えるといっそう大変なこと、
    立ったままで靴下を履こうとしても、なかなか履けないこと、さらに靴がお腹で見えないこと、など
    講師の方のインタビューに対して、生徒は感じたことを答えていました。
    だれもが、必ずお母さんから生まれてきました。
    どのお母さんも、大変な思いをして子どもを産んでくれました。
    もしもお母さんがこの世にいなかったら、地球上にはだれも存在していません。
    これは、絶対に忘れてはいけない事実です。

    講師の先生からの次の言葉が胸に迫りました。
    「皆さんは、生まれることが普通と思っているかもしれないけど、生を受けることはものすごい確率です。
     そして、苦労が多いにもかかわらず、
     あなたが生まれてくることを望む人がいたから、今、あなたがここにいるのです。
     だから、あなたが生きているそのこと自体が、百点満点です。」

    家族への思いを新たにする講演となりました。(文責:教頭)
  • 昨日は冷たい雨が降り、冬の到来を思わせる気候でした。
    今日は昨日とうって変わり、穏やかな陽射しが差し込む、暖かな一日となりました。
    各授業において、先週実施したテストを返却しました。
    教員から答案用紙が手渡されると、生徒からは歓声や悲鳴があがりました。

    その後、出題された問題の内容を振り返り、
    間違えた原因を探ったり、大切な学習内容を確認したりしました。
    テストが返されると、どうしても自分は何点だったのかが気になりますし、
    その点数は、ほかの人と比べて、良かったのか悪かったのかも気になるところです。

    でも、テストを行う目的は、現在の自分の学力をつかむことです。

    比べることが先になると、人に対して優越感をもったり、逆に劣等感をもったりするだけで、
    自分自身の学習のあり方について考えなくなってしまうことが、往々にしてあります。

    だからこそ生徒たちよ。
    人と比べるのではなく、過去の自分と比べよう。
    学習時間は増えたのか。
    学習への取り組み方は向上したのか。
    常に、自分自身を振り返る目を持とう。

    それが、君たちの成長へとつながるはずです。(文責:教頭)
  • 職業講話

    2024年11月20日
      先週の金曜日、2年生は職業講話を行いました。
      これは、今週に予定されている職場体験に先立って、心構えなどを学ぶために開催したものです。
      当日は、株式会社たこまん様にご協力いただき、お二人の方が講師として来校されました。

      その中で、ゲームをする場面がありました。
      「学校」という言葉から連想するもの(机、黒板など)を一人ひとりが書き上げ、
      グループ全員が一致して連想したものの数を競いました。
      すると、自分が連想したものが、必ずしも相手も連想しているとは限らないことが分かりました。

      そこから、一つの言葉にしても、相手と自分が同じイメージをしているとは限らないこと、
      だからこそ、相手のことにまで思いやる気持ちが必要なことを確認しました。
      そして、そこまで相手を思いやったり想像したりする力が「マナー」であることを学びました。
      明日から2年生は、二日間にわたって職場体験に出かけます。
      職業講話で学んだことを生かしながら、積極的に学んできてほしいと思います。

      教科の学習はもちろん大切ですが、生活や社会と関連しない学問では、本当の役には立ちません。
      地域へ出かけていき、多くの大人と交流を持ちながら、人のために働くことが、
      学校で学んでいることを本当に生かすことになるはずです。

      10年も経てば、生徒たちは全員が社会に出ていることでしょう。
      その意味においても、
      今回の職場体験が、生徒たちにとって得難い貴重な経験となることを願わずにはいられません。

      生徒たちよ。
      未来へ飛び立つために、今をしっかりと学んでほしい。
      体も心もしっかりと鍛え、未来に羽ばたいてほしい。
      そう切に願います。(文責:教頭)
    • 先週の金曜日、1年生はよりよい朝食について考えました。
      栄養教諭が栄養についての指導をしたあと、グループごとに話し合いを行いました。
      テーマは、架空の朝食メニューに、「あと何を付け加えたら、理想的なメニューになるか」です。

      「野菜たっぷりラーメン」や「ボールいっぱい野菜サラダ」など、
      夢のある(?)アイディアメニューが出され、大いに盛り上がったグループもありました。
      食べることは、丈夫な体を作る基本になります。
      食べたいものだけを食べるのではなく、栄養のことも考えたメニューにしたいですね。

      もちろん、朝食は一日の良いスタートには欠かせません。
      時間がなくて朝ごはんを抜くことがないよう、早寝早起きも大切です。

      生徒は、未来を生きる大切な体です。
      毎日を健康的に、生き生きと生活していきたいですね。(文責:教頭)
    • 学校運営協議会

      2024年11月18日
        見上げると、色鮮やかな青空が広がっています。
        天空を吹く風は、いつしか冷たい風に変わっています。
        季節が、またひとつ変わろうとしていることを感じます。
        今日は学校運営協議会が行われました。

        会に先立って、委員の方々が授業を参観しました。
        普段の授業や生徒の活動の様子を見ていただきました。
        学校運営協議会では、生徒の実態をふまえて、どのような支援ができるかについて熟議しました。
        他にも、部活動の地域移行や来年度の教育活動についても話題になりました。

        地域の方々と一緒に、生徒の教育について考えていくことは、教員にとって心強い限りです。

        生徒を育てることは、地域や未来を創っていくことにつながります。
        何よりも、生徒自身の幸せのために、
        これからも保護者や地域の方々と、手を携えて行けたらと考えています。(文責:教頭)
         
      • 2年生が保健体育の授業で、心肺蘇生法について学びました。

        もしも倒れている人がいたらどうするか、
        その人が意識がなかった場合、どのように周囲の人に助けを求めるか、
        その人が呼吸をしていなかった場合、自分にできることは何かなど、順を追って学びました。
        AEDの使用方法と心肺蘇生の方法については、全員が実際に行いました。

        胸骨圧迫(心臓マッサージ)は、胸の真ん中あたりを両手で押しますが、
        コツをつかむまでは、うまくいかない生徒がほとんどでした。
        周りの生徒のアドバイスを受けながら、次第にどの生徒もうまくできるようになりました。
        いつ何時、もしものことが起こるか分かりません。
        学んだことは無駄にはなりません。
        知っているということが、だれかを助ける力になります。
        いざというときに、すすんで人のために行動できる人であってほしいと願います。(文責:教頭)
      • 期末テスト

        2024年11月14日
          今日は朝から厚い雲に覆われています。
          昨日までのような季節外れの気温の高さも、ひと休みといったところです。
          昨日から、期末テストです。

          今朝、数人の生徒に、テストの調子はどうかと尋ねると、
          「まあまあできました。」「もうだめです。」「笑うしかないです。」など
          悲喜こもごもの言葉がかえってきました。
          それでも、まずは自分のベストを尽くすことだね、と励ましました。
          テストが終わったら、ほっと一息つきたいところですが、
          今までの自分の学習への取り組み方を、しっかりと見直すことが大切なことです。

          人生とは、一生学び続けることだとしたら、
          結果に一喜一憂することなく、未来へ、未来へと常に自分を向上させゆくことが大事です。

          生徒たちよ。
          未来へ向かって、雄々しく挑戦し続ける人であってほしいと願います。(文責:教頭)
        • 読み聞かせ

          2024年11月13日
            舞阪中の正面玄関を奥に進むと、一階中央通路があります。
            そこの窓辺には、毎月、季節ごとの飾りつけが行われています。

            11月も半ばになり、今回はかわいらしい人形がたくさん飾られました。
            学校へお越しの際は、ぜひご覧ください。
            毎月、読み聞かせのため、地域の方が5組に来てくださっています。
            一昨日も、2冊の絵本の読み聞かせをしてくださいました。

            優しく心を込めて読み上げる声は、聞いていて心地よく、
            ときにゆっくりと、ときに歌うように節をつけて、自在に読んでくださいます。
            気付けば、物語の中に自分がいるような気持ちになりました。

            本を開けば、
            空間を超えて、隣の町にも外国にも、
            時間を超えて、過去にも未来にも、
            さらに現実を超えて、空想のおとぎの国にも、
            瞬時に、自在に、連れて行ってもらえます。

            本は、言ってみれば「瞬間移動機」であり、
            「タイムマシン」でもあり、
            「心をどこまでも広げる装置」でもあり、
            あらためて、本ってすごいなと感じました。

            読み聞かせを聞いていて、ぜいたくな気持ちに浸ることができました。
            素敵な時間を、ありがとうございました。(文責:教頭)
          • 家庭科ボランティア

            2024年11月12日
              昨日あたりから、気温が高くなってきました。
              昼間は、半そででちょうどよいくらいの気候です。
              11月も中旬になり、暦では冬に入ったというのに、季節はずれの暖かさです。
              先週から、2年生の家庭科の授業に、地域の方にボランティアに入っていただいています。
              最大で10人の方々で、約2か月間にわたってお世話になります。

              裁縫は個人によって進み具合が違うため、一人の教員ではすべての生徒に対応できません。
              そんなときに、ボランティアとして授業に入り、ご自分の経験を生かしながら、
              生徒の近くにいてフォローをしていただけるのは、非常にありがたい限りです。

              生徒はボランティアの方々に、ときに質問したり、ときに手伝っていただいたりしながら、
              自分の課題に挑戦しました。

              ボランティアの方々、本当にありがとうございます。(文責:教頭)
            • 今日、11月11日は、「ひとりひとり(11)に いい(11)声掛けデー」です。
              これは、毎年、浜松市内全域で行われているものです。

              朝早くから健全育成会の方々に来ていただき、生徒と共に、あいさつ運動を行いました。
              「おはようございます。」「今日も頑張ってね。」との声が
              登校してくる生徒ひとりひとりに掛けられ、生徒も笑顔で応えていました。

              朝のあいさつは、”今日一日を元気にスタートしていこう!” という決意の言葉です。
              あいさつをする方も、される方も、その思いを互いに確認し、気持ちよく一日を始める合図です。
              この世界を共に生きていく仲間として、互いを認め合う行為です。

              あいさつが輝いている人は、心もきっと輝いています。
              あいさつをすれば、その人も、その人の周囲も明るく輝きます。

              ”世界を明るくする”  というと大げさかもしれませんが、
              自分の周囲を明るくする人がひとりでも多くなれば、
              きっとこの世界は、もっともっと素晴らしいものにしていけるはずです。

              「あいさつ日本一 舞阪」の名に負けない、
              輝くあいさつが飛び交う学校・地域にしていきたいですね。(文責:教頭)