2024年10月

  • 初任者研修

    2024年10月17日
      今日は、朝方こそ雲の多い天気でしたが、
      次第に強い日差しが降り注ぎ、10月半ばとは思えないほどの、汗ばむ陽気となりました。
      今日、本校を会場として、初任者研修が行われました。
      各校の初任者が10名ほど集まり、終日の研修となりました。

      はじめに、本校での授業の様子を見て回りました。
      初任者はメモをとりながら参観し、教師の発問の仕方や生徒と関わる様子などを学びました。
      その後、本校の初任者が代表して研究授業を行いました。
      多くの初任者が見守る中での授業であったため、生徒も授業者も緊張の面持ちでした。
      今回の研究授業は、自ら進んで授業者に名乗りを上げたために実現したものです。
      参観者の意見をしっかり聞き、指導を振り返ることは当然ですが、
      まずは、自ら名乗り出た勇気そのものを、大いに称えたいと思います。

      自分事でお恥ずかしいのですが、私自身は勇気がないため、今まで逃げてばかりでした。
      未来ある若人は、失敗を恐れずにどんどんチャレンジしていく気概が大切だと思います。
      どうか、様々なことにチャレンジを繰り返し、
      よりいっそう、大きく成長しゆかれんことを願います。(文責:教頭)
    • 先日(11日(金))、学校薬剤師の徳永先生を講師に迎え、2・3年生を対象に薬学講座を行いました。
      保健室から講師と養護教諭が話をし、生徒たちはリモートで、各教室で聞きました。

      近年、10代の青少年に急増している ”オーバードーズ” や、
      薬物乱用者の苦しみ(フラッシュバック)などについて、お話をいただきました。

      講話の後、薬物を誘われた場合の断り方について、ロールプレイングで学びました。
      友人とのグループラインのやり取りの中で誘われたと仮定し、どのような言葉で断るかを考えました。

      どんなことでもそうですが、「自分には関係ない」「自分とは縁遠いこと」と考えてしまうと、
      本当の学びにはなりません。
      ”自分の事” ととらえ、今後の行動を真剣に考えようとする姿勢が大切です。

      生徒たちよ。
      どうか、自分を大切にする心と、その術をしっかりと身に付けてほしいと願います。(文責:教頭)
    • 教育実習を行いました

      2024年10月15日
        先々週まで、教育実習が行われていました。
        本校出身の卒業生2名が、4週間にわたって実習を行いました。

        一人は社会科、もう一人は保健体育科です。
        最終週には、実習の成果を示すべく、大学の先生に見ていただく中で、研究授業を行いました。
        "人にものを教える" というのは、簡単なことではありません。
        その経験をした実習期間の4週間は、きっと大きな大きな財産になることと信じます。

        どうか、これからの人生を、さらにさらに大きく切り拓いていかれるよう願います。
        できることなら、教職の現場でまた会える日を楽しみにしています。

        卒業生、頑張ってください!(文責:教頭)
      • 朝夕はだいぶ涼しくなってきました。
        急に秋の気配を感じるようになってきた、今日この頃です。
        今週始めの7日(月)、後期生徒会役員の任命式と、生徒総会が行われました。
        今までの前期生徒会(3年生主体)から、後期生徒会(2年生主体)へと、バトンが渡されました。

        任命式では、まず、校長から生徒会長が任命され、
        その後、生徒会長から生徒会役員の委嘱が行われました。
        後期生徒会役員が壇上に並び、代表して生徒会長が決意と抱負を語りました。
        また、あわせて、後期学級委員の任命も行われました。

        引き続いて行われた生徒総会では、後期の活動方針や具体的な取組が発表されました。
        生徒たちは真剣に発表を聞き、後期への決意を新たにしました。
        2年生主体の後期生徒会がスタートし、
        名実ともに、舞阪中の中心は2年生となります。

        3年生、今までありがとう。
        新しい試みのドッジボール大会は、非常に盛り上がりました。
        また、能登半島の災害に対して募金を募ったことは、たいへんに大きな行動でした。
        これで「引退」ではありません。
        どうか、舞阪中学校をよりよくしていくために、まだまだ力を貸してください。

        2年生、君たちこそが、これからの舞阪中学校を築いていく、まぎれもない中心者です。
        2年生がおこす行動の一つひとつが、舞阪中学校そのものになります。
        3年生から引き継いだ伝統を守りながら、さらによりよい学校にしていってほしいと願います。

        頑張れ!後期生徒会!
        頑張れ!舞阪中2年生!
        新たな決意で、新たな舞阪中を作りゆけ!(文責:教頭)
      • さわやかな秋空が広がる10/6(日)、エコパアリーナにおいて、西部地区駅伝大会が行われました。
        舞阪中からは、男子駅伝部が出場しました。

        先に行われた女子の部の様子を、観覧席から選手たちが見守りました。
        少しずつスタート時刻が近づくにつれ、選手たちの顔にも緊張の様子が見て取れました。

        午前10時30分、男子の部の号砲が鳴り、一斉に全チームがスタートしました。
        舞阪中も元気に走り始め、中間くらいの位置につけました。

        長い区間で3キロ、短い区間でも2キロ以上を走ります。
        途中、長い坂道を上るなどアップダウンも激しく、なかなか大変なコースです。

        舞阪中の選手たちも、区間14位や15位を記録する選手もいるなど、大いに健闘しました。
        最終順位は34位となり、昨年よりも順位を上げることができました。
        よく、人生は走ることに例えられます。
        調子のよいときばかりではなく、苦しいときもある。
        それでも、ゴールを目指して、粘り強く走るのだ、と。

        選手たちは、夏からの練習の成果を発揮すべく、よく走り切りました。
        そして、次の走者へタスキと ”想い” を、しっかりとつなぎました。

        どの選手も、最後まで走りとおしたこと自体が、自分への勝利です。
        「自分に勝つことのできる者が、本当に強き者である」との言葉どおり、
        全員が強き心で、自分に勝ちました。

        次の浜松地区駅伝大会は、再来週に予定されています。
        生徒たちは、今日も明日も、いっそう練習に励みます。

        頑張れ!駅伝部!(文責:教頭)
      • 熱闘!新人戦(7)

        2024年10月9日
          先週の10/6(日)、湖西アメニティーにおいて、新人戦が行われました。
          舞阪中女子卓球部も、団体戦に挑みました。

          予選リーグを1位で通過し、決勝トーナメントへ進出しました。
          1回戦は浜名中に3-0で、2回戦は南部中に3-0でともに勝ち、準決勝へと進みました。
          今まで何度挑戦しても、そのたびに準決勝で、はね返されてきました。
          どうしても超えたい。
          でも、超えることのできなかった壁。
          強豪・三方原中を相手に、壁を破る挑戦が始まりました。

          試合は一進一退で、3人がフルセットまでもつれ込む、緊迫した展開となりました。
          勝敗の決着は、ダブルスの結果にゆだねられました。

          フルセットになった最終セット、一時は8-10と絶体絶命のピンチまで追い詰められました。
          全員が祈るように戦況を見つめる中、驚異の粘りで12-10と逆転し、
          チームも3-2で勝利を手にしました。
          生徒たちも、見ていた保護者も、歓喜の思いが爆発した瞬間でした。

          決勝戦は修学舎中と対戦しました。
          結果は1-3で敗れ、今大会は準優勝に終わりました。
          追い詰められてもあきらめない。
          任せられた自分の役割を果たそうと、自分のプレーに徹する。
          緊張の試合展開の中、それでも懸命に戦う生徒たちの姿を見て、胸が熱くなりました。

          勝敗を分けたのは、たった2点です。
          でも、そのたった2点の差が、大きな大きな成果をもたらしました。

          ”決勝進出” ”準優勝” も大きな成果であり、自信もついたことでしょう。
          しかし、それよりもさらに大きな成果は、”あきらめの心を打ち破った” ことではないでしょうか。

          「どうせ無理」「ここまでやったんだから」というあきらめや自己正当化の考えは、
          知らず知らずのうちに、自己の能力にブレーキを掛けてしまいます。
          でも、「できた」という結果は、次に必ず生きてきます。

          もちろん、勝負は時の運という面もあります。
          また、過度の勝敗へのこだわりが、自分のプレーを見失わせることもあります。

          だからこそ、生徒たちよ。
          自己のベストプレーを目指し、さらに地道に努力し、自己を磨いていってほしいと願います。

          頑張れ!女子卓球部! (文責:教頭)
        • 熱闘!新人戦(6)

          2024年10月8日
            熱闘!新人戦シリーズの第6回目は、男子卓球部です。

            去る9/28(土)、湖西アメニティーにて、団体戦が行われ、
            男子卓球部が参加しました。

            予選リーグを1位で通過し、決勝トーナメントへ駒を進めました。
            1回戦の与進中に3-0、2回戦の細江中に3-0,準決勝の積志中にも3-0でそれぞれ勝ち、
            決勝戦の修学舎中戦を迎えました。
            決勝戦を前に、それまでしなかった円陣を組み、
            大きな声を出して互いを鼓舞し合うなど、
            この一戦に掛ける熱い思いが、見ているものにも伝わってきました。

            どの試合も、お互いの技と気迫がぶつかり合いました。
            点を取られ、取り返すという、一進一退の展開となりました。

            舞阪中は、”王者”修学舎中を相手によく戦い、1勝を挙げましたが、
            1-3で敗れ、準優勝に終わりました。
            強い相手がいるからこそ、負けまいと努力し、自己を高めていくことができます。
            好敵手がいることは、実は幸せなことなのかもしれません。

            だからこそ、生徒たちよ。
            自分の弱さに負けず、どこまでも高みを目指し、力強く登坂を続けてほしい。

            諦めなければ、いつか必ず山頂に達することができます。
            その日は近いことを信じ、今日も地道に努力をしてほしいと願います。

            男子卓球部のTシャツに書かれている「十四歳が二度あるか」。
            この言葉は、舞阪中の正門横の碑にも、力強く刻まれています。

            二度とない青春のときを、
            一途に、ただひたすらに、生きてほしいと願います。

            頑張れ!男子卓球部! (文責:教頭)
             
          • 熱闘!新人戦(5)

            2024年10月7日
              新人戦での活躍を伝えるシリーズ第5回目は、陸上競技部です。

              9/28(土)、エコパアリーナにおいて、静岡県新人陸上競技大会が行われました。
              県大会へ出場する選手だけでなく、応援や会場準備のために、多くの部員が参加しました。

              どの選手もよく頑張ったのですが、特に頑張ったのは女子共通4×100mリレーです。
              個々の力と全員のチームワークにより、堂々の優勝を勝ち取りました。
              県の1位なのですから、本当に素晴らしいことです。
              ”県1位”になるための努力は、並大抵のことではなかったはずです。
              いわく、
              日々の努力を、倦まず弛まず続けたこと。大会に照準を合わせ、ベストの状態に仕上げたこと。
              けがや病気にならないよう、自己管理に努めたこと。一人だけでなく、全員が同じ心で取り組んだこと。

              まだまだあるでしょうが、それらのうち一つでも欠けていたら、手にすることはできなかったでしょう。
              だからこそ、”県1位”の称号は価値があります。

              さらに、この栄冠は周囲の人へと波動を広げます。
              「自分たちもやればできる」「自分たちも後に続こう」という思いを周囲に持たせました。
              その面でも、今回の結果は大きな大きな意味を持つことでしょう。

              だからこそ、今後の陸上競技部の活躍に、大いに期待しています。
              頑張れ!陸上競技部!
              いっそうの高みへと、飛躍しゆくことを願います。(文責:教頭)
            • 熱闘!新人戦(4)

              2024年10月4日
                熱闘!新人戦シリーズの第4回目は、男子バスケットボール部です。

                9/21(土)と28(土)の二日間にわたって、
                東部中会場において、新人戦の予選リーグが行われました。

                初戦は東部中に15-95で、第2戦目は開誠館中に4-186で、それぞれ敗れました。
                力の差を痛感させられました。

                大会二日目、第3戦目の積志中と対戦しましたが、20-56で敗れました。
                迎えたリーグ戦最終試合となる第4戦目は、新津中との対戦となりました。

                試合は互いに点を取られたら取り返す、という展開になり、
                第3ピリオド終了時点では、25-25という大接戦を演じました。

                顧問から「勝ちたいのなら、リバウンドを取れ」という檄を受け、選手たちは奮起しました。
                ディフェンスからリバウンドを制し、オフェンスへとつなげる良い流れができ、
                終わってみれば36ー26で、公式戦初勝利を手にしました。
                第4ピリオドで見せた選手たちの集中力は、素晴らしいものがありました。
                ディフェンスでもオフェンスでも、リバウンドを取ることに集中し、
                全員が心を合わせ、体を張ってボールを取りに行きました。
                その結晶が、第4ピリオドでの、相手を圧倒する試合展開となりました。

                団結は力です。
                協力は力です。

                選手一人ひとりの役割は違っても、それぞれが自分に課せられた役割を確実に果たすとき、
                チームは何倍もの大きな力を持ち、夢へ、目標へと、つながっていくことでしょう。

                生徒たちよ。
                新人戦の結果を戒めと自信と励みにして、次に向かって努力をしていってほしい。
                あふれるエネルギーと意欲で、もっともっと大きな力をつけていってほしい。
                そう、切に願います。

                頑張れ!男子バスケットボール部! (文責:教頭)
              • 中間テスト

                2024年10月3日
                  今朝はまだ晴れ間ものぞいていましたが、次第に雨が降り始めました。
                  かなり強く降るときもあり、雨が校舎内に降り込まないよう、急いで窓を閉めて回りました。
                  今日は中間テストです。
                  どの学年も、国社数理英の5教科のテストを実施しました。

                  教室に入ると、解答用紙に答えを書き込む鉛筆の音だけが、かすかに聞こえていました。
                  どの生徒も真剣な面持ちで、問題に取り組んでいました。
                  ある人が言いました。
                  「知は力」「知は光」と。

                  学ぶことは、自分の人生を拓いていく力になります。
                  学ぶことは、自分や周囲の人を照らす光になります。

                  生徒たちよ。
                  学ぶことは、ときにつらく、やめたくなることもあるかもしれない。
                  でも、決してそこから逃げるな、と言いたい。

                  少しでも、たとえわずかであっても、努力を継続できる粘り強い人であってほしいと願います。
                  それが、生徒たちが卒業した後も、自身の力となり光となっていくと思います。

                  だからこそ、日々の学習に、
                  頑張れ!生徒たち! 
                  決して逃げることなく雄々しく立ち向かえ! (文責:教頭)