先週の10/6(日)、湖西アメニティーにおいて、新人戦が行われました。
舞阪中女子卓球部も、団体戦に挑みました。
予選リーグを1位で通過し、決勝トーナメントへ進出しました。
1回戦は浜名中に3-0で、2回戦は南部中に3-0でともに勝ち、準決勝へと進みました。
今まで何度挑戦しても、そのたびに準決勝で、はね返されてきました。
どうしても超えたい。
でも、超えることのできなかった壁。
強豪・三方原中を相手に、壁を破る挑戦が始まりました。
試合は一進一退で、3人がフルセットまでもつれ込む、緊迫した展開となりました。
勝敗の決着は、ダブルスの結果にゆだねられました。
フルセットになった最終セット、一時は8-10と絶体絶命のピンチまで追い詰められました。
全員が祈るように戦況を見つめる中、驚異の粘りで12-10と逆転し、
チームも3-2で勝利を手にしました。
生徒たちも、見ていた保護者も、歓喜の思いが爆発した瞬間でした。
決勝戦は修学舎中と対戦しました。
結果は1-3で敗れ、今大会は準優勝に終わりました。
追い詰められてもあきらめない。
任せられた自分の役割を果たそうと、自分のプレーに徹する。
緊張の試合展開の中、それでも懸命に戦う生徒たちの姿を見て、胸が熱くなりました。
勝敗を分けたのは、たった2点です。
でも、そのたった2点の差が、大きな大きな成果をもたらしました。
”決勝進出” ”準優勝” も大きな成果であり、自信もついたことでしょう。
しかし、それよりもさらに大きな成果は、”あきらめの心を打ち破った” ことではないでしょうか。
「どうせ無理」「ここまでやったんだから」というあきらめや自己正当化の考えは、
知らず知らずのうちに、自己の能力にブレーキを掛けてしまいます。
でも、「できた」という結果は、次に必ず生きてきます。
もちろん、勝負は時の運という面もあります。
また、過度の勝敗へのこだわりが、自分のプレーを見失わせることもあります。
だからこそ、生徒たちよ。
自己のベストプレーを目指し、さらに地道に努力し、自己を磨いていってほしいと願います。
頑張れ!女子卓球部! (文責:教頭)