2024年6月

  • 部活動特集の6回目は男子バレーボール部です。

    舞阪中体育館を4つの部活動が共有して使っています。
    そのため、時間を前半と後半で二つに分け、どちらかの時間にコート全面を使うように決めています。

    この日は、男子バレーボール部が後半を使う日でした。
    女子バレーボール部の活動が終わった後、男子バレーボール部がコートへ入ってきました。
    ネットの高さが女子と男子では違うため、ネットを張り替えなければいけないのですが、
    係がネットを張り替えている間も惜しんで、すぐに練習が始まりました。

    さすがに女子よりも高く跳び、スパイクにパワーがある分だけ、迫力が違います。
    元気な声ときびきびした動きで、活動が次々に進んでいきます。
    生徒が生き生きと活動している様子を見て、思わず写真を撮ることを忘れる瞬間が何度もありました。
    それほど、生徒たちが楽しそうに輝いて見えました。
    「青春」と言うと古めかしく聞こえるかもしれませんが、まさしくそのものだと思います。

    誰にでも飛躍的に伸びるときがあります。
    まさに今、男子バレーボール部はそのときを迎えているのでしょう。

    青春のよいところは、限りない向上を目指し、一途に打ち込む姿にあります。
    生徒たちよ。悔いを残すな。
    今という時を逃さず、情熱を燃やし尽くせ。
    その日々の積み重ねが、さらにさらに自分を大きくしていくことでしょう。

    がんばれ!男子バレーボール部!
    がんばれ!青春を生きる若者たちよ! (文責:教頭)
     
  • 部活動特集の5回目は、女子バレーボール部です。

    体育館の西側にはネットが張られ、活気あふれる声が響いています。
    女子バレーボール部の1年生から3年生までが一緒になって、元気に活動をしています。

    パス、サーブ、レシーブ、スパイクなどの基本練習から始まり、試合形式へと進んでいきました。
    どの練習にも、集中して取り組む姿が見られました。
    バレーボールは、一つのボールを全員でつなぐ競技です。
    誰かがミスをしたら、周囲の人がカバーをします。
    ミスをした人を責めていても、何にもなりません。

    人の責任のみを追及して「自分は関係ない」という悲しい現在の風潮を考えると、
    バレーボールという競技が必要とする技術や思いは、
    よりよい社会を作っていくうえで、大変重要なことがらではないでしょうか。
    そうであるならば、日々の練習を通して
    社会のよきリーダーとしての資質を身に付けているとは言えないでしょうか。

    それはともかく、いよいよ夏の大会が間近に迫ってきました。
    生徒たちよ。悔いを残さないよう、
    最後まで精一杯に取り組んでほしいと願います。

    情熱燃やせ!
    がんばれ!女子バレーボール部! (文責:教頭)
  • 部活動特集の4回目は女子バスケットボール部です。

    近年、部員数が減少し、昨年の新人戦から、聖隷クリストファー中と合同チームを組んでいます。
    練習では4人という少人数での活動です。

    人数が少ないため、ゲーム形式の練習ができません。
    パターン練習で、相手を振り切ってシュートをするまでの一連の流れを、繰り返し繰り返し行っています。
    少人数は練習の幅が限られるため、たしかに不利かもしれません。

    しかしその分、工夫を重ね、繰り返し行うことで、技術を確実に身に付けることができます。
    なにより、そのような環境で練習し続けた粘り強さは、
    どこのチームにも負けない心の強さを育んでいます。
    苦労した分だけ、選手一人一人が、確実に強くたくましく成長しています。

    きっと、どこのチームよりも、試合ができる喜びを感じられることでしょう。
    だからこそ大会においては、伸び伸びとプレーをしてほしいと思います。
    どのチームよりもひときわ輝く笑顔で、試合を心から楽しんでほしいと願っています。

    がんばれ!
    女子バスケットボール部!

    負けるな!
    女子バスケットボール部! (文責:教頭)
  • 6月は「いのちを考える月間」です。
    今週は、自分の心や体としっかりと向き合ってほしいという願いを込めて、学校保健週間も行っています。

    保体委員会が中心となり、3日間にわたってイベントを行いました。
    題して「心と体を整える」。

    昼休みに保健室前の廊下に大勢の生徒が集まり、
    身長や座高、視力、握力、血圧や血中酸素濃度、さらに垂直跳びなど、思い思いの測定をしました。
     
    昨日は、生徒会企画の「いのちを考える集会」を行いました。

    まず、いじめ茶だめマンが登場し、”なくそう いじめ舞阪ルール”を確認しました。
    これは10年前の生徒会から受け継いでいるものです。

    その後、究極の2択について、よりよいと思われる方を決断する話し合いを行いました。

    「授業中に地震が発生し、避難していたら倒れている人がいた。助けるか、助けないか。」
    「屋上に避難したら、友達がいないことに気がついた。助けに行くか、行かないか。」
    など、生徒が考えた究極の2択について、グループで話し合いました。

    日頃から防災意識を高めることの重要性と、
    意見の違う仲間の考えを知り決断をくだすことの難しさについて、理解する機会となりました。(文責:教頭)
  • 部活動特集の3回目は男子バスケットボール部です。

    体育館に入ると、活気ある声が飛び交っていました。
    男子バスケットボール部が元気に活動をしています。

    男子バスケットボール部は、春に行われた大会において
    あと少しでシード校を倒して上位大会へ、というところで惜敗し涙をのんでいます。
    だからこそ、この夏に掛ける意気込みには大きなものがあります。
    シュート練習のあと、ディフェンスをつけた2対2や3対3を行いました。
    設定した時間の中で、ディフェンスからオフェンスへ、そしてまたディフェンスへと、
    試合に即した練習を行い、実践感覚を身に付けました。

    得点を決められたあとの速攻、また、シュートを決めたあとの守備と、
    目まぐるしく攻守が交代する中、生徒は独創的なパスやあざやかなシュートを繰り出していました。
    試合が始まれば、選手に任せられている部分が大きな競技です。
    だからこそ、いかに自主性と独創性を発揮できるかが試合の鍵になります。
    そのために必要なのは、飽くなき向上心です。

    生徒たちよ。日々の練習で己の心に勝ち、試合を心から楽しめる度量をつけてほしいと願います。
    それが、自分の人生を生き抜くときの、大きな力となります。

    情熱燃やせ!
    がんばれ!男子バスケットボール部! (文責:教頭)
  • 部活動特集の第2回目は野球部です。

    伝統ある野球部ですが、最近は部員数ひと桁台が続いており、
    ここ数年は、近隣校と合同チームを組んで大会に出場していました。

    そのような状況のため、この夏の中体連の大会への出場を最後に、
    野球部はその歴史に幕を閉じることになります。

    現在、広いグラウンドに3人で、しかし黙々と自己の技能向上を目指して活動しています。
    昨年の新人戦から、雄踏中学校と合同チームを組んで活動しています。
    諸大会において好成績を収め、現在、浜松市内の第8シードに選ばれています。

    ただ、夏の大会は何が起こるか全くわからないものです。
    ましてや、負けたらすべてが終わると考えたら、その緊張感は並大抵のものではないと思います。

    だからこそ生徒たちよ。
    勝つとか負けるとかではなく、ひとつのプレーに集中し、
    今までに培ってきたものを、すべて出し切ることに専念してほしいと願います。

    結果は、あとからついてくるものです。
    大切なことは、自分の心に負けずに、全力で野球を楽しむことだと考えます。

    がんばれ!野球部!
    がんばれ!
    舞阪中球児たち! (文責:教頭)
     
  • 今週と来週にわたって、「情熱燃やせ!部活動」と銘打って、
    部活動を取り上げていきます。
    第1回目は陸上競技部です。

    太陽が校舎の向こう側へと傾くにつれ、あれほど暑かったグラウンドにも、少しずつ涼しい風が吹くようになってきます。
    その中を陸上競技部の生徒たちが、走り、跳び、投げています。
    少しでも速く。少しでも高く。少しでも遠く。
    昨日までの自分の記録の更新を目指して、走り、跳び、投げる。

    戦う相手は自分自身。
    生徒たちよ。弱い心に負けるな。

    情熱燃やせ!
    がんばれ、陸上競技部!
     
  • 部活動激励会

    2024年6月14日
      今日も夏日です。
      校内の木々や花々も、いよいよ色どりを増し、いのちいっぱいに躍動しています。
       
      今日は部活動激励会を行いました。
      3年生を応援しようと、司会も運営もプラカード係も応援団も、すべて1・2年生が行いました。

      各部長が最後の大会への抱負と決意を、力強く語りました。
      その後、各部の健闘を祈って、応援団がエールを送りました。

      生徒たちよ。弱い心に負けず、最後の最後まで自分を高める努力をしてください。
      そして、勝ち負けは時の運ですが、舞阪中生として堂々と戦ってきてほしいと願っています。
      がんばれ!舞阪中生!(文責:教頭)
       
    • いのちを考える月間

      2024年6月13日
        浜松市立の小中学校では、6月を「いのちを考える月間」としています。
        本校においても、道徳の授業や校長講話、生徒会主催の「いのちを考える集会」などを通して
        生徒に、自他とものいのちの大切さについて考える機会としています。

        今日は、先週行った校長講話の様子をお伝えします。

        講話に先立ち、部活動などで活躍した生徒が紹介されました。
        講話では「36,792,000」という数字が提示され、
        この数字は一体何だと思うかと、校長先生が問いかけるところから始まりました。

        ひとしきり生徒が予想した後、校長先生から、
        「これは、あなたたちが生まれてから、今までに止まることなく動いてきた心臓の、鼓動の回数です。」
        と言われ、驚きの声が上がりました。

        生まれてから、たくさんの動物や植物のいのちを食事としていただくことで、
        今まで生きてくることができたことを振り返り、
        「だからこそ、あなたの命はかけがえのないもの。大切にしてほしい。」
        と、校長先生は静かに語りかけました。

        その後、「頑張ってるね」「まじめだね」「おとなしいね」「個性的だね」「マイペースだね」の5つの言葉を挙げ、
        他人から言われて、うれしい言葉と嫌な言葉はどれかを考えました。
        周りの人と話し合ってみると、うれしいと感じる言葉も嫌だと感じる言葉も、人によって違うことに気づきました。

        自分と他の人とは価値観が違うことを実際に体験し、
        だからこそ、自分の思いを丁寧に説明したり、相手の思いをしっかりと確認したりすることの大切さを理解しました。
        自分も、他人も、どちらも大切ないのち。
        生徒たちよ。自他とものいのちを大切にできる人になってほしいと願います。(文責:教頭)
      • 今日も、明るい日差しが校内に満ちています。

        6月も中盤です。
        1学期の残りは1か月程度になりました。
        日頃の活動を振り返り、心新たに再始動していきたいですね。
        いよいよ期末テストを迎えました。
        今日と明日の二日間にわたって行われます。

        教室をのぞいてみると、どの生徒も真剣に問題に取り組んでいました。
        あきらめることなく、最後まで挑んでほしいと思います。
        大切なことは点数という結果そのものよりも、
        それまでにどれだけの時間や労力を掛けて努力できたか、ではないでしょうか。

        点数は良いに越したことはありませんが、人には得意・不得意があります。
        何に興味や関心があるかも、人によってさまざまです。

        ただ、言えることは、得意ではなくても興味がなくても、たとえ今回の点数が悪かったとしても、
        自分に負けないで努力するクセをつけることが、
        生徒のこれからの人生にとって、必ず力になる、ということです。

        大人になってから、面白いと感じたり必要としたりする時がくるかもしれません。
        そのために、中学校では基本を幅広く学んでおくことが、大切になってきます。

        小さな苗木だった木々も、雨や風に負けることなく日々成長し、
        いつしか見上げるような大樹へと育っていきます。
        同じように、今回のテストの結果に一喜一憂することなく、日々の学びにしっかりと取り組み、
        大きく成長していく一人一人であってほしいと願っています。(文責:教頭)