2024年6月

  • 舞中防災の日

    2024年6月28日
      舞阪中学校は海に近いという立地から、
      年度初めから何度も、地震や津波に対する避難訓練を行ってきました。
      そうすることで防災意識を高め、自分の身を守る知識や技能を確実に身に付けることを目指しています。

      26日(水)には、「舞中防災の日」と銘打ち、
      西消防署の方の講話を聞いたり、スモーク体験を行ったり、
      放水や消火器の取り扱いを体験したり、防災に関する話し合いを行ったり、
      起震車に乗って震度7を体感したりと、盛りだくさんの活動を行い、防災意識を高めました。
      地震大国日本であるからには、地震そのものから逃れることはできません。
      しかし、それに対する備えをしておくことで、
      大きな災害を防いだり、被害を少しでも減らしたりすることはできます。

      「もしも今、地震が起きたらどうするか」
      「避難場所まで安全に避難するためには、どのようなルートを通ればよいか」など、
      常日頃からの意識を持つことが大切ですね。 (文責:教頭)
    • 部活動特集の第8回目は女子卓球部です。

      格技場に卓球台を並べ、女子卓球部が練習を始めました。
      フォア、バック、切り返し、つっつき…など、順番に練習を進めていきます。

      同じ技を何度も繰り返して練習し、技術にいっそう磨きをかけていきます。
      どの生徒も、真剣に取り組む姿が印象的です。
      昨年、女子卓球部は県大会に進みましたが、東海大会への出場は叶いませんでした。
      今年こそ悲願の達成を、という思いには、大きなものがあります。

      相田みつをさんの詩集に、「夢は大きく、根は深く」という言葉があります。

      夢や目標は、大きければ大きいほどよいと思います。
      でも、夢を語るだけで終わってしまっては、自身の成長へと結びつくことはありません。

      植物は地中深く根を張らせることで、大きな花を咲かせることができます。
      同じように、夢や目標を叶えるための努力があってこそ、目指した夢が実現に近づくのだと考えます。

      生徒たちよ。夢を叶えたいと本気で思い、本気になって努力をしてほしいと願います。
      本気の思いと本気の努力こそが、自分自身を輝かせてくれるはずです。

      ありったけの情熱を燃やし、
      がんばれ!女子卓球部! 
      がんばれ!    (文責:教頭)
    • 部活動特集の7回目は男子卓球部です。

      男子卓球部は、昨年まで3年連続全国大会出場という偉業を継続中です。
      選手は毎年入れ替わっていますので、連続出場ということは並大抵のことではありません。

      また、継続するほどに、プレッシャーはいっそう重くのしかかってくることと思います。
      おそらく、練習に取り組んでいる今現在も、そのプレッシャーと戦っているのではないでしょうか。

      だからこそ、
      チャレンジャーの心を持ち、新たな気持ちで挑んでほしいと思います。
      「同じことをやっていてはダメ。変えていかないと。」
      練習している生徒へ、コーチの声が飛びます。

      同じ球質、同じコースで返すのではなく、少しでも違うことにチャレンジする。
      この、”同じところに安住しない”という精神こそが、偉業を支えた信念ではないかと感じました。

      事実、生徒たちはその精神で自分をいっそう磨き、鍛えようと努力をしていることが、
      取り組むその姿勢からしっかりと伝わってきます。

      生徒たちよ。日々の鍛錬は、自分への挑戦です。
      ”もうこれでよい” ”ここまでやったから” という甘えがあれば、鍛錬にはなりません。

      常に新たな気持ちで。常に自分自身に挑む。
      そんな日々であってほしいと願います。

      がんばれ!男子卓球部!
      がんばれ!自己へのあくなき挑戦者たち! (文責:教頭)
    • 部活動特集の6回目は男子バレーボール部です。

      舞阪中体育館を4つの部活動が共有して使っています。
      そのため、時間を前半と後半で二つに分け、どちらかの時間にコート全面を使うように決めています。

      この日は、男子バレーボール部が後半を使う日でした。
      女子バレーボール部の活動が終わった後、男子バレーボール部がコートへ入ってきました。
      ネットの高さが女子と男子では違うため、ネットを張り替えなければいけないのですが、
      係がネットを張り替えている間も惜しんで、すぐに練習が始まりました。

      さすがに女子よりも高く跳び、スパイクにパワーがある分だけ、迫力が違います。
      元気な声ときびきびした動きで、活動が次々に進んでいきます。
      生徒が生き生きと活動している様子を見て、思わず写真を撮ることを忘れる瞬間が何度もありました。
      それほど、生徒たちが楽しそうに輝いて見えました。
      「青春」と言うと古めかしく聞こえるかもしれませんが、まさしくそのものだと思います。

      誰にでも飛躍的に伸びるときがあります。
      まさに今、男子バレーボール部はそのときを迎えているのでしょう。

      青春のよいところは、限りない向上を目指し、一途に打ち込む姿にあります。
      生徒たちよ。悔いを残すな。
      今という時を逃さず、情熱を燃やし尽くせ。
      その日々の積み重ねが、さらにさらに自分を大きくしていくことでしょう。

      がんばれ!男子バレーボール部!
      がんばれ!青春を生きる若者たちよ! (文責:教頭)
       
    • 部活動特集の5回目は、女子バレーボール部です。

      体育館の西側にはネットが張られ、活気あふれる声が響いています。
      女子バレーボール部の1年生から3年生までが一緒になって、元気に活動をしています。

      パス、サーブ、レシーブ、スパイクなどの基本練習から始まり、試合形式へと進んでいきました。
      どの練習にも、集中して取り組む姿が見られました。
      バレーボールは、一つのボールを全員でつなぐ競技です。
      誰かがミスをしたら、周囲の人がカバーをします。
      ミスをした人を責めていても、何にもなりません。

      人の責任のみを追及して「自分は関係ない」という悲しい現在の風潮を考えると、
      バレーボールという競技が必要とする技術や思いは、
      よりよい社会を作っていくうえで、大変重要なことがらではないでしょうか。
      そうであるならば、日々の練習を通して
      社会のよきリーダーとしての資質を身に付けているとは言えないでしょうか。

      それはともかく、いよいよ夏の大会が間近に迫ってきました。
      生徒たちよ。悔いを残さないよう、
      最後まで精一杯に取り組んでほしいと願います。

      情熱燃やせ!
      がんばれ!女子バレーボール部! (文責:教頭)
    • 部活動特集の4回目は女子バスケットボール部です。

      近年、部員数が減少し、昨年の新人戦から、聖隷クリストファー中と合同チームを組んでいます。
      練習では4人という少人数での活動です。

      人数が少ないため、ゲーム形式の練習ができません。
      パターン練習で、相手を振り切ってシュートをするまでの一連の流れを、繰り返し繰り返し行っています。
      少人数は練習の幅が限られるため、たしかに不利かもしれません。

      しかしその分、工夫を重ね、繰り返し行うことで、技術を確実に身に付けることができます。
      なにより、そのような環境で練習し続けた粘り強さは、
      どこのチームにも負けない心の強さを育んでいます。
      苦労した分だけ、選手一人一人が、確実に強くたくましく成長しています。

      きっと、どこのチームよりも、試合ができる喜びを感じられることでしょう。
      だからこそ大会においては、伸び伸びとプレーをしてほしいと思います。
      どのチームよりもひときわ輝く笑顔で、試合を心から楽しんでほしいと願っています。

      がんばれ!
      女子バスケットボール部!

      負けるな!
      女子バスケットボール部! (文責:教頭)
    • 6月は「いのちを考える月間」です。
      今週は、自分の心や体としっかりと向き合ってほしいという願いを込めて、学校保健週間も行っています。

      保体委員会が中心となり、3日間にわたってイベントを行いました。
      題して「心と体を整える」。

      昼休みに保健室前の廊下に大勢の生徒が集まり、
      身長や座高、視力、握力、血圧や血中酸素濃度、さらに垂直跳びなど、思い思いの測定をしました。
       
      昨日は、生徒会企画の「いのちを考える集会」を行いました。

      まず、いじめ茶だめマンが登場し、”なくそう いじめ舞阪ルール”を確認しました。
      これは10年前の生徒会から受け継いでいるものです。

      その後、究極の2択について、よりよいと思われる方を決断する話し合いを行いました。

      「授業中に地震が発生し、避難していたら倒れている人がいた。助けるか、助けないか。」
      「屋上に避難したら、友達がいないことに気がついた。助けに行くか、行かないか。」
      など、生徒が考えた究極の2択について、グループで話し合いました。

      日頃から防災意識を高めることの重要性と、
      意見の違う仲間の考えを知り決断をくだすことの難しさについて、理解する機会となりました。(文責:教頭)
    • 部活動特集の3回目は男子バスケットボール部です。

      体育館に入ると、活気ある声が飛び交っていました。
      男子バスケットボール部が元気に活動をしています。

      男子バスケットボール部は、春に行われた大会において
      あと少しでシード校を倒して上位大会へ、というところで惜敗し涙をのんでいます。
      だからこそ、この夏に掛ける意気込みには大きなものがあります。
      シュート練習のあと、ディフェンスをつけた2対2や3対3を行いました。
      設定した時間の中で、ディフェンスからオフェンスへ、そしてまたディフェンスへと、
      試合に即した練習を行い、実践感覚を身に付けました。

      得点を決められたあとの速攻、また、シュートを決めたあとの守備と、
      目まぐるしく攻守が交代する中、生徒は独創的なパスやあざやかなシュートを繰り出していました。
      試合が始まれば、選手に任せられている部分が大きな競技です。
      だからこそ、いかに自主性と独創性を発揮できるかが試合の鍵になります。
      そのために必要なのは、飽くなき向上心です。

      生徒たちよ。日々の練習で己の心に勝ち、試合を心から楽しめる度量をつけてほしいと願います。
      それが、自分の人生を生き抜くときの、大きな力となります。

      情熱燃やせ!
      がんばれ!男子バスケットボール部! (文責:教頭)
    • 部活動特集の第2回目は野球部です。

      伝統ある野球部ですが、最近は部員数ひと桁台が続いており、
      ここ数年は、近隣校と合同チームを組んで大会に出場していました。

      そのような状況のため、この夏の中体連の大会への出場を最後に、
      野球部はその歴史に幕を閉じることになります。

      現在、広いグラウンドに3人で、しかし黙々と自己の技能向上を目指して活動しています。
      昨年の新人戦から、雄踏中学校と合同チームを組んで活動しています。
      諸大会において好成績を収め、現在、浜松市内の第8シードに選ばれています。

      ただ、夏の大会は何が起こるか全くわからないものです。
      ましてや、負けたらすべてが終わると考えたら、その緊張感は並大抵のものではないと思います。

      だからこそ生徒たちよ。
      勝つとか負けるとかではなく、ひとつのプレーに集中し、
      今までに培ってきたものを、すべて出し切ることに専念してほしいと願います。

      結果は、あとからついてくるものです。
      大切なことは、自分の心に負けずに、全力で野球を楽しむことだと考えます。

      がんばれ!野球部!
      がんばれ!
      舞阪中球児たち! (文責:教頭)
       
    • 今週と来週にわたって、「情熱燃やせ!部活動」と銘打って、
      部活動を取り上げていきます。
      第1回目は陸上競技部です。

      太陽が校舎の向こう側へと傾くにつれ、あれほど暑かったグラウンドにも、少しずつ涼しい風が吹くようになってきます。
      その中を陸上競技部の生徒たちが、走り、跳び、投げています。
      少しでも速く。少しでも高く。少しでも遠く。
      昨日までの自分の記録の更新を目指して、走り、跳び、投げる。

      戦う相手は自分自身。
      生徒たちよ。弱い心に負けるな。

      情熱燃やせ!
      がんばれ、陸上競技部!