9月20日(土)、清竜中会場で行われた予選リーグに、
女子バレーボール部が引佐北部中と合同チームを組んで出場しました。
試合前のウォーミングアップから、引佐北部中の生徒とコミュニケーションを取り、
リラックスして練習に取り組む姿が見られました。
試合は舞阪・引佐北部合同チームのペースで進みました。
サーブで崩し、チャンスを確実にものにしていました。
点が決まるたびに選手たちはコートを走り回り、嬉しそうに歓声を上げていました。
圧巻だったのは、サーブです。どの選手もよいサーブをしていたのですが、
とりわけ目を引いたのは、引佐北部中の選手でした。
なんと、10本連続して、相手コートに正確に入れ続けました。
その活躍もあり、試合は2-0で清竜中に勝利し、公式戦初勝利をあげました。
続く2戦目は、強豪の高台中に0-2で敗れ、予選リーグを2位で通過しました。
試合後に、引佐北部中の校長先生とお話をする機会がありました。
普段は人数が少ないため、一人でもできるサーブ練習を黙々と繰り返している、とのことでした。
私はそのお話を聞いて、非常に感動しました。
少人数のため、練習内容が限られてしまうのは残念なことですが、それを嘆くのではなく、
限られた条件の中で、自分にできることを精一杯しようとする気持ち、そしてそれをやり抜く行動力、
それらが合わさって、だれにも負けない力を身につけたのだと思いました。
「十年一剣を磨く」と言います。
あれこれ迷うよりも、自分は「これだ」と言えるものをじっくりと磨き続け、実力をつける。
その大切さを、改めて教わったように思いました。
今回の合同チームという機会は、様々な人から学ぶ得難いチャンスです。
生徒たちよ。
学べ。切磋琢磨せよ。
部活動を通じて、人間的にも大きく成長することを、大いに期待しています。(文責:教頭)