昨日、津波避難訓練と火災避難訓練を行いました。
大切な命を守るためには、年度初めのこの時期に、
しっかりと、防災のための技術や知識を身につけることが大切だからです。
津波避難訓練では、まず地震が発生したところから行いました。
大切な頭をしっかりと守ることが重要です。
机の下にもぐり込み、机の脚をしっかりと押えました。
揺れがおさまったら、すぐに垂直避難をします。
舞阪中は海のすぐそばにあるため、津波がすぐにやってくることが想定されます。
教員が指示をして並んで避難するのではなく、生徒自身が判断して、すばやく屋上へと避難します。
屋上についたらすぐにライフジャケットを装着します。
そして点呼をとり、けがの有無も確認します。
ここまでに約5分かかりました。
火災避難訓練も行いました。
火災で何よりも怖いのは煙です。
服やハンカチで口をおさえ、煙をなるべく吸わないようにして避難しました。
避難経路は、そのときの火災発生場所によって変わります。
火災現場に近づかないように生徒各自が判断しながら、体育館前の広場に集まりました。
防災担当から、火災の状況によって、さらに二次避難が必要な場合の行動について、説明がありました。
訓練をしただけで終わってしまうと、次につながりません。
教室に戻ってから、各学級で訓練を振り返り、
気付いたことや感想などを防災ノートに書きこみました。
地震や津波、火災などは、いつ起こるか分かりません。
残念ながら、私たちが住む日本では、地震がなくなることはありません。
しかし、いざという時に対しての備えをしておくことで、被害を小さくすることはできます。
訓練はそのための備えとして、とても大切なものだと考えます。
今後も、何度も何度も防災訓練を行う予定です。
訓練内容も少しずつ変え、発生するシチュエーションや時間帯を変化させます。
場合によっては、予告なしでの訓練も考えています。
今年は、地域と連携をとりながら、防災訓練を行うことも考えています。
学校運営協議会などを通して、地域の方の意見も取り入れながら、
いっそう、命を守る学校を、つくってまいります。(文責:教頭)