年少・年中の保護者の皆様を対象に、家庭教育講座を行わせていただきました。
講師は浜松こどものとも社の方で、「意欲と賢さをはぐくむ乳幼児期の子育て」というテーマで話をしてくださいました。
・日本の教育では、今タブレット活用が進んでいるが、デジタルを再考し、紙の教科書で授業をするように戻しているヨーロッパの国がある。タブレットは、集中力に欠け、考えが深まらず、文章が書けなくなる。
・「スマホに子守をさせないで」…スマホを乳幼児期に見せて大人しくさせることが多くなると、子供の表情が悪くなったり、気持ちが伝えられなくなったり、話さなくなったり、友達との関係が持てなくなったり、遊びが狭まったりする。
・動画を見続けていると、視覚だけ使うことになり、自分自身の心と体の動きは止まっている。逆に集中力はなくなる。
・人間の脳は3歳までに70%、5歳までに90%完成する。乳幼児期の育て方が大切である。
・乳幼児期に、五感を使うこと、体を動かすことが大切であり、砂・泥遊びや水遊びは最高の環境である。意欲、好奇心をもってチャレンジする子に育てたい。
・会話、コミュニケーションができる子に育てたい。言葉が大切。そのために、子供にいっぱい話をさせ、親は肯定感をもって聴いてほしい。また、絵本の読み聞かせも大変有効である。
多くの保護者の皆様に参加していただき、ありがとうございました。この講座でのお話を、子育てに役立てていただけるとありがたいです。