今朝、らいおん組の子供たちが登園して保育室に入ると、なんと虫かごの中にかまきりの卵からふ化した赤ちゃんかまきりが、たくさんいるではありませんか。みんな、びっくりして大喜び。
先生は、かまきりの絵本を読んで、かまきりについて教えてくれました。そして、この赤ちゃんかまきりたちをどうするか、話合いが始まりました。
「このまま虫かごの中にいたんじゃ、かわいそうだよね。」
「逃がしてあげたいな。」
「みんなで草むらに逃がして、草むらで暮らしてもらおうよ。」
園庭の横にある草むらに、赤ちゃんかまきりたちを逃がしてあげることにしました。
先生が、虫かごから赤ちゃんかまきりを草むらに逃がしてあげると、赤ちゃんかまきりたちは、草の上に乗ってじっとしていました。みんなは、草の上に乗っている赤ちゃんかまきりにさよならを言いました。
「元気でね。」
「大きくなってね。」
かまきりのふ化に立ち会い、温かい気持ちで自然に返すという貴重な経験ができました。赤ちゃんかまきりさん、ありがとう。