揺れたら、立っていられますか

2023年10月13日
    「訓練です。地震が発生しました。」
    と放送が入ると、頭を覆い、安全な場所でダンゴムシポーズをとります。
    年少さんもダンゴムシポーズが上手に出来るようになりました。
    教室からの避難も素早く行います。
    第2避難場所の神社に避難し、起震車体験を行いました。
    大きな車を興味深そうに眺めたり、防災課の方のお話を静かに聞いたりしました。
    先生と一緒に車に乗って、震度6弱の揺れを体験してみました。
    初めは平気そうな顔をしていた子も、車が揺れ出すと真剣な表情になりました。
    机の脚をしっかり持って、自分の体が動かないようにしていました。
    最後に先生たちが、南海トラフの予想震度になっている震度7の体験をしました。
    自分たちが乗った時より大きく揺れる車を、子供たちは食い入るように見ていました。
    降りてきた先生たちからは、
    「吹き飛ばされそうだったので、手すりにしがみついていた。」
    「さっきより、すごく揺れて、立っていられないくらいだった。」
    「揺れが少し納まってほっとしたら、また大きく揺れてびっくりした。」
    等の感想が聞かれました。
    最後に、防災課の方から、
    「地震は、今から揺れるよと教えてくれません。だから、いつ地震が起きても自分の身を守れるようにしておくことが大切です。」
    というお話がありました。
    自分の体を自分で守れるよう、日々の訓練や意識が大切であることを感じました。
    午後になると、年長さんのお祭りごっこが始まり、お金を持って、みんなでお買い物に行きました。
    アクセサリーを買って身につけたり、ケーキやたこ焼き、水あめを買って食べたりすることを楽しみました。
    年長さんもたくさんお客さんが来てくれて嬉しそうでした。
    来週もまだお祭り間続くようです。
    楽しみです。