今朝は、10月の全校朝会。
実咲さん(4年)の元気な挨拶で、始まり始まり・・・。
校長先生から、「江戸しぐさ」についてお話がありました。
どんなお話だったかというと・・・
「昔、江戸の町には、武士や町人など、
生活の仕方や言葉遣い、考え方の違う人々がたくさん住んでいました。
その数は100万人と言われ、当時、世界最大の都市でした。
そのため、けんかやもめごとが起こることもありました。
そこで、江戸の人々は、誰もが仲よく暮らしていけるように、
相手を思いやることを大切にして生活するようになり、
『かさかしげ』や『肩引き』などの江戸しぐさと呼ばれるマナーが生まれました。
『かさかしげ』とは、雨の日にかさとかさがぶつかってしまったり、
雨のしずくが相手にかかったりしないように、
すれ違うときにかさを少し傾けて歩くマナーのことです。
また、『肩引き』と、すれ違うときに肩を引いて道を譲り合ったマナーです。
電車に乗ったとき、座っている人の足を踏んでしまいました。
誰があやまりますか?踏んだ人があやまりますね。
ところが、江戸では踏まれた人もあやまります。
人が立ちそうなところに足を出していた人が、
『うかつでした。ごめんなさい。』とあやまります。
これも江戸しぐさで、『うかつあやまり』と言います。
江戸しぐさの一つに、『すれ違いまなざし』というのがあります。
道ですれ違う人と目が合ったとき、軽く会釈することで、
互いを思いやる気持ちを表したしぐさです。
みなさんの中にも、『すれ違いまなざし』をしている人がいます。
先生方と廊下ですれ違うとき、軽く頭を下げて会釈したり、
目を見てにっこりほほえんでくれたり・・・。
そんなときは、とてもいい気持ちになります。
何気ないしぐさですが、まさに『江戸しぐさ』ならぬ『北の子しぐさ』です。
北の子しぐさが学校中に広まっていくと、ますます浜松一の学校に近付きます。
江戸時代には、江戸しぐさが身に付いている人は“粋な人”と言われ、
周りの人から好まれました。
北小学校でも互いが気持ちよく生活できるように、
相手のことを考えた『北の子しぐさ』を心がけて、
浜松一“粋な小学生”を目指しましょう。」
校長先生のお話の後は、表彰がありました。
まず、児童生徒書写作品展。
和也くん(2年)、竜之介くん(3年)、
そして、百萌さん(5年)。
続いて、社会科自由研究。
今、浜松市博物館で作品展が行われています(~10/18)。
金賞の円花さん(4年)の作品「お城と石がき~名古屋城~」が展示されています。
続いて、家康くん市民応援団学校の部委嘱状の授与。
学校みんなで、家康くんの「ゆるキャラ日本一」を応援していきます。
続いて、ここからは校外の活躍。
ソフトボールの北クラブのみなさん。
そして、ピアノを頑張っている温さん(4年)。
たくさんの活躍があって、うれしいです。
最後に、校歌を歌いました。
洋平くん(6年)の指揮、桜来さん(6年)の伴奏で・・・。
今日は、欠席者が8人いました。
朝夕、ずいぶんと涼しくなって、体調を崩している子もいるようです。
保護者のみなさん、お子様の健康管理には、ご配慮をよろしくお願いします。