モビールの秘密【6年理科】

2025年12月11日
    こちらの写真は、6年生の授業風景です。
    みんな熱心に考えていますね。
    いったい何を考えているのでしょうか。
    ・・・
    考えているのは。
    この写真についてです。
    これは、モビールといってよくお店の天井などに飾ってあるのを見たことがある方も多いと思います。
    ・・・でも、よく見ると左右の飾りの大きさが違います。
    しかも、右側はなんだか二段構造になっています。
    さきほどの6年生は、
    この二段モビールがつり合っている理由を考えていたのです。
    いろいろな意見が出ましたが、1つの回答例を紹介します。
    とてもしっかり考えられていますね。
    モビールをてこととらえると
    「右の腕の長さ×右のおもりの重さ」と「左の腕の長さ×左のおもりの重さ」が
    同じ値になることで、左右が釣り合うというのを以前学習しました。
    この学習を生かして、この回答では、
    「例えばここが〇gだったら・・・」と考えて説明しています。
    てこというと、支点・力点・作用点というのがよく聞く言葉ですが
    このようなつり合いの関係にも使われているのですね。

    さて、こちらは5年生の授業です。
    こちらも熱心に考えていますね。この授業では
    「ふりこの動きを利用した時計が、夏になるとよく遅れる理由」
    について、5年生で話し合いました。
    身近な生活には理科で説明できることがたくさんあります。
    そう考えると面白いですね!