5年生の林間学校が中止となりました。
先週、活動場所の「かわな野外活動センター」のある引佐町内で、熊の目撃情報がありました。その情報を受けて林間学校の実施について、関係機関や校内で何度も検討を重ねました。
実行委員を中心に子供たちが計画や準備を進めてきたこと、御家庭で荷物や装備の準備を整えてくださったことなどを考えると、大変悩ましい判断でしたが、『子供たちの命、安全・安心の確保』を第一に考えた結果、中止という苦渋の決断をしました。
しかし、林間学校に向けて高まってきた子供たちの思いや学級・学年の力を無駄にすることはできません。2日間の「野外活動」を実施することにしました。単なる代替案ではありません。5年生の先生が子供たちに「林間学校のスローガン『心を一つに絆を深め、自然を学び、みんなで進もう OneStep』と同じ思いをもち、体験を積んでほしい」と願いを込め、計画をしました。
1日目は、のんほいパークへ出掛け、班で活動をします。のんほいパークは、動物園ゾーン、植物園ゾーン、自然史博物館、遊園地ゾーンなどがあります。園内全体に緑が多く自然あふれる場所です。自然を肌で感じながらの活動になります。
ここでどのように過ごすかは、班で話し合い、決定します。どこに行き、何を体験するかは、班によって違います。蒲小学校の学校経営の柱でもある「自己決定」や「関わり」を意識する場になります。また、来年の修学旅行を見据えた活動にもなります。
2日目は、うなぎパイファクトリーで工場見学をしたあと、ガーデンパークに行きます。ガーデンパークでは、林間学校で行うはずだったキャンドルセレモニーのレクリエーションを行います。キャンドルセレモニーの実施に向けても、実行委員の子供たちが準備を重ねてきました。キャンドルの中ではありませんが、秋晴れの下、広い原っぱで開放的に楽しみます。屋外での活動でも「静」と「動」の切り替えを意識し、盛り上がるときは盛り上がり、自己を見つめるときは見つめる時間にします。
この2日間が今まで思いを膨らませてきた林間学校と同じ、いや、それ以上のものになるよう、5年生の子供たちを励まします。そして、学校教育目標のように、自分たちの大切な『蒲桜』を咲かせるものにしてきます。
今週の火曜日に学年集会を開き、学年主任から子供たちに伝えました。子供たちは驚き、不安そうな表情を見せる子もいましたが、どの子も先生の話を真剣に聞き入っていました。最後には、気持ちを切り替える姿も見られ、立派でした。
子供たちが安心・安全に活動できること、実りある活動になることがとても大切です。2日間の活動、またその後の活動が充実したものになるよう、学校全体で精一杯、応援していきます。
保護者や地域の皆様にも、御心配をお掛けいたしましたが、どうぞ御理解・御協力の程よろしくお願いいたします。
先週、活動場所の「かわな野外活動センター」のある引佐町内で、熊の目撃情報がありました。その情報を受けて林間学校の実施について、関係機関や校内で何度も検討を重ねました。
実行委員を中心に子供たちが計画や準備を進めてきたこと、御家庭で荷物や装備の準備を整えてくださったことなどを考えると、大変悩ましい判断でしたが、『子供たちの命、安全・安心の確保』を第一に考えた結果、中止という苦渋の決断をしました。
しかし、林間学校に向けて高まってきた子供たちの思いや学級・学年の力を無駄にすることはできません。2日間の「野外活動」を実施することにしました。単なる代替案ではありません。5年生の先生が子供たちに「林間学校のスローガン『心を一つに絆を深め、自然を学び、みんなで進もう OneStep』と同じ思いをもち、体験を積んでほしい」と願いを込め、計画をしました。
1日目は、のんほいパークへ出掛け、班で活動をします。のんほいパークは、動物園ゾーン、植物園ゾーン、自然史博物館、遊園地ゾーンなどがあります。園内全体に緑が多く自然あふれる場所です。自然を肌で感じながらの活動になります。
ここでどのように過ごすかは、班で話し合い、決定します。どこに行き、何を体験するかは、班によって違います。蒲小学校の学校経営の柱でもある「自己決定」や「関わり」を意識する場になります。また、来年の修学旅行を見据えた活動にもなります。
2日目は、うなぎパイファクトリーで工場見学をしたあと、ガーデンパークに行きます。ガーデンパークでは、林間学校で行うはずだったキャンドルセレモニーのレクリエーションを行います。キャンドルセレモニーの実施に向けても、実行委員の子供たちが準備を重ねてきました。キャンドルの中ではありませんが、秋晴れの下、広い原っぱで開放的に楽しみます。屋外での活動でも「静」と「動」の切り替えを意識し、盛り上がるときは盛り上がり、自己を見つめるときは見つめる時間にします。
この2日間が今まで思いを膨らませてきた林間学校と同じ、いや、それ以上のものになるよう、5年生の子供たちを励まします。そして、学校教育目標のように、自分たちの大切な『蒲桜』を咲かせるものにしてきます。
今週の火曜日に学年集会を開き、学年主任から子供たちに伝えました。子供たちは驚き、不安そうな表情を見せる子もいましたが、どの子も先生の話を真剣に聞き入っていました。最後には、気持ちを切り替える姿も見られ、立派でした。
子供たちが安心・安全に活動できること、実りある活動になることがとても大切です。2日間の活動、またその後の活動が充実したものになるよう、学校全体で精一杯、応援していきます。
保護者や地域の皆様にも、御心配をお掛けいたしましたが、どうぞ御理解・御協力の程よろしくお願いいたします。






不安な気持ちに寄り添います

整頓もしっかりできる5年生☆