こんにちは!本日から、1年生の担任の先生方がスタートです!
トップバッターは音楽科の伊澤先生です。では、どうぞ!!
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夏休みも折り返し地点…!素敵な思い出はできましたか?(これからかな?)
さて、私の夏休みにあった出来事をお話しします。
天竜浜名湖鉄道の都田駅に小さな「駅カフェ」があります。そこで私の知り合いがコンサートをすると聞いて行ってきました。この日の外気温は33℃。遠くにセミの鳴き声。カフェ内は扇風機があるのみでエアコンはなく暑いはずなのに、音楽を聴いていると不思議と涼しく感じました。音楽のジャンルは「ボサノヴァ」(ブラジル発祥でサンバとジャズの融合によって生まれた)。とても心地の良い時間が流れました。また、カフェで提供されるジュースは瓶入りで、ガラス瓶同士のぶつかる音が涼しさをさらに感じさせてくれました。
ボサノヴァの心地良さに浸っていたとき、お客さんの一人が、「電車が来ます!」と叫ぶと、曲が切り替わり、流れてきたのは「Take the 'A' Train(A列車で行こう)」。(ジャズの名曲!)なんとも粋な演出!会場では手拍子が鳴り響き、電車から降りた人も自然と笑顔に。ボーカリストが電車に向かって手を振ると、乗客の小さな子どもが笑顔で手を振り返す…心が温まる瞬間でした。
休憩時間には、お客さん、演奏者関係なく、みんなで会話を楽しみました。今回のような小さな会場でのコンサートでは、知らない人同士でも音楽がつないでくれて、すぐに仲良くなれます。コンサートに行くたびに知り合いが増えて、新たな世界が広がります。
コンサート後、私のことを知ってくれた演奏者の一人が「1曲歌っていって」と声をかけてくれました。まさかそんなことを言われると思っていなかった私はとっさに断りました。でも、「ここで歌えたらどんなに楽しいだろうか。断らなければよかったかな。」とも思いました。
私は今、あるジャズライブハウスでの本番に向けて練習中です。(お稽古の一環ですので、お客さんからお代はいただきません。安心してください。)この日の出来事をきっかけに私の心に火がつきました。
2学期は合唱コンクールがあります。どんな音の効果が生まれるかな?一緒に楽しみましょうね。