2年生の社会は歴史分野で
「日清戦争はなぜ起こり、どのような結果をもたらしただろうか」が学習課題です。
19世紀末に朝鮮では、政治改革を求めて農民たちが反乱(甲午農民戦争)を起こしました。
鎮めるために日本と清は朝鮮に軍隊を送り、この反乱は政府と和解しておさまりましたが、
日本は朝鮮王朝を占拠することで、清と対立することとなりました。これが日清戦争の起こりです。
結果は、日本の勝利に終わり、清から領土の一部と賠償金を得ました。賠償金は
当時の国家予算の3倍でその大半は軍事拡張に使われました。このころから、日本は軍事を
重視し日露戦争、世界大戦へと進んでいくことになるのですね。
生徒たちは、当時の世の中を想像しながら、その時代の一人になっているような反応でした。