がんばる教育実習!

2025年9月12日
    教育実習に来ている先生の卵が奮闘・努力しながら、生徒に一生懸命に関わり、指導・支援をしてくれています。
    今日は、大学の先生もお見えになる中、研究授業が行われました。
     
    今日は国語科の黒木先生の教育実習研究授業でした。
    3年生のクラスで、題材は魯迅の『故郷』
    精神的に成長してきた中学校3年生ならではの教材で、読んでいくと、単に自分の思いだけでなく、社会や時代の中で自分がどう考え、どう生きるべきかを問われる優れた作品なのですが、難解な部分もあり、指導も難しい教材です。
    大勢の先生たちが参観する中、緊張したと思いますが、生徒の考えを深めようとよく頑張りました。
     
    教育実習の研究授業を参加するといつも思うのですが、説明が不十分だったり、分かりにくかったりしても、生徒たちは本当によく実習の先生の思いを察して、課題に真剣に取り組みます。今日も生徒たちはとっても頑張っていました。

    実習生は授業後、反省しきりでしたが、生徒に感想を聞いてみたら、こんな言葉が返ってきました。
    「先生が一生懸命にアドバイスしてくれて嬉しかったです。故郷についての自分とは違った見方も教えてくれました。」
    「自分が考えていることに寄り添って、一緒に考えて助言してくれました。とても頼りがいがありました。」


    実習の先生の一生懸命さは生徒にちゃんと伝わっていますねsad