授業も頑張っています! ~保健体育「バスケットボール」 国語「平家物語」~

2024年11月22日
    授業の様子を見に行くと、熱心に取り組む生徒の姿が多く見られます。
    また、楽しそうな笑顔がたくさん見られますsad
    授業の様子を紹介します。
    3年生の保健体育では、常葉大学の先生と学生が授業を見学にいらっしゃいました。
    ゴール型球技バスケットボールの学習を見ていただきました。
    ただバスケットボールをするだけではなく、作戦に応じた技能を身に付け、自分ができる技能を生かしながら、仲間と連携することを目標として学習を進めていました。
    「頑張って!」「ナイス!」「惜しい!」など、互いに声を掛け合う姿がたくさんありました。
    2年生の国語の授業では、『平家物語』を学んでいました。
    中学校の教科書で主に扱うのは、屋島の戦いで、源氏方の弓の名手である那須与一が、平家の小舟に掲げられた扇の的を射抜く名シーン。もう何十年も教科書に載っているので、保護者の皆様や地域の皆様も中学時代に学んでいると思います。

     与一、かぶらを取つてつがひ、よつぴいてひやうど放つ。小兵といふぢやう、十二束三伏、弓は強し、浦響くほど長鳴りして、あやまたず扇の要ぎは一寸ばかりおいて、ひいふつとぞ射切つたる

    琵琶法師が語る「平家物語」の中で、古文の表現からその迫力や緊迫感ある情景をリアリティをもって生徒に感じさせることには、難しさが伴います。
    そこで国語科担当の先生は、自分で和弓を用意して古文で描かれている表現がどういうことなのか考えさせていました。
    「これでちゃんと当たるの?」
    「『弓は強し』って弓の硬さだけじゃなくて弦の張り方も関係するの?」

    実物を見たり触ったりして様々な疑問が生まれ、そこからイメージを膨らめていました。