2024年3月

  • 今日は冷たい雨が降る日ですが、公立高校受検の3年生は精いっぱい頑張ってくれていると思います。
    健闘を祈ります。

    学校では下級生が授業を頑張っています。
    今日は、2年生の授業を一部ですが紹介します。

    【2年生 音楽】
    合唱の授業です。取り組んでいるのは谷川俊太郎「木を植える」の合唱曲。3部合唱です。音楽室、第2音楽室、廊下と、3か所に分かれて熱心に練習していました。パートリーダーを中心に、先生がいないパートでも、とてもしっかりと練習をしていました。パートリーダーがまるで先生のようです。合唱コンクールのレベルが高いのも、普段からの積み重ねなんですね。

     
    【2年生 技術】
     「身近な生活で生かされている電気回路」について学習していました。
    「電気がない生活って、想像できる?」「無理無理、耐えられない」
    ゲームやスマホだけでなく、生活の中の様々なところに電気回路を活用した便利なものがあることを確認していました。
    そして、今回は自分でLEDライトの回路作りに挑戦していました。
     
  • 響け!細江中校歌 

    2024年3月4日
      3学期、今年度の登校日もあと2週間余り。
      校舎内には、このところ生徒が歌う「校歌」や「仰げば尊し」の歌声が響いています。
      卒業式が近くなり、音楽の授業で発声練習代わりに卒業式で歌う歌を毎回歌っているのだそうです。
      それにしても、学校で声に出して歌を歌えるようになって本当によかった、と思います。
      生徒たちが生き生きと歌っている表情を見ていると、
      「自分の声で、言葉を曲に乗せて外に出す」というのは、人としてとても大切な行為なのではないかと改めて感じます。
      万感の思いを乗せて歌う卒業式での歌唱は、さらに深い意味をもつのかもしれません。

       
      【音楽室で歌う生徒たち】
      校歌の歌詞を改めてみてみると、本当にすばらしい歌詞だと感じます。
      作詞は「細江中学校国語部」。
      55年間前、細江中学校ができる時、
      その当時の先生方が思いを込めて作ってくださったのだと思います。

       
      【細江中学校校歌 (校長室)】
      歌詞に並ぶ言葉に、生徒に対しての大きな愛情、期待が感じられます。

      紅燃ゆる花のごと
      清き心の若人が
      理想の夢を胸に秘め
      交わす笑顔もうるわしく
      若き命にあふれたる
      われらが細江中学校

      都田川のゆく水に
      深き教えを汲みとりて
      嶺よりおろす松風に
      強き気魄を学びつつ
      尊き使命に立ち上がる
      われらが細江中学校

      輝く朝日東海の
      平和の光さすところ
      豊かな国をつくるため
      薫るたちばなこの学舎(にわ)に
      文化の華を咲かせんと
      われらが細江中学校
      そして、作曲は何と「服部良一」とあります。
      今放映中のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」に、重要な役割で登場している作曲家「羽鳥善一」。
      そのモデルである服部良一先生です。
      天下の服部良一先生に校歌の作曲を依頼しているところにも、当時関わった先生方、保護者のみなさん、地域の方々の細江中学校にかける熱い思いが感じられますね。

       
      【作詞 細江中学校国語部 作曲 服部良一】
      卒業式は、3年生にとって、みんなで歌う最後の細江中校歌となります。
      卒業式当日は、在校生、教員一同、心を込めて歌います。
    • 福祉園芸部の生徒が協力して行っている「花のリレープロジェクト」「アダプトプログラム」
      「アダプト」とは「養子」を表す言葉で、「自分の子供のように愛情をもって育てていく」ことを指しているそうです(花のリレープロジェクトHP)。
      細江中では以前からこのプログラムに協力してきましたが、コロナが落ち着いた2年前からは、福祉園芸部の生徒が継続的に気賀駅の花壇を整備のお手伝いをしています。
      春が近づき、草も伸びてきたので、昨日放課後、草取りをしに気賀駅に出かけました。
       
      この日は、今にも雨が降り出しそうな厚い雲に空が覆われていましたが、今日気賀駅を通りかかると、暖かい日差しの中で、整備された花々が風にそよいでいました。駅を通りかかった人たちが、「あぁ、お花がきれいだねぇ」などと、語っているのが聞こえてきました。
      生徒たちの花壇を大切にする温かい気持ちが人の心につながっていきますね。