よりよい授業をめざして ~研究授業~

2024年3月6日
    先生たちの勉強の場、研究授業。
    よりよい授業を目指して、今年度も研究授業を通して先生たちは研修を積み重ねてきましたが、今回で今年度最後の研究授業となります。
    数学の研究授業です。学習内容は「確率」。
    今回のポイントは、
    ①生徒が「予想したこと」が実際にやってみて「予想外の結果」になることを実感すること
    ②樹形図などを使って実際に確率を求めたときに「なるほど、そいういことか!」と納得を得られること

    という2点です。

     
    「【★★★●●■】が各面に記されたサイコロを同時に2つ投げた時、どの組み合わせが一番出やすいのか」
    という問いに対して、生徒の予想は圧倒的に「★と★」。
    さて、実際には・・・。

    2人組で実際にサイコロを投げて確認してみよう!
     
    各ペアが50回投げた結果をすべて合計すると・・・
    何と、予想に反して「★と●」の組み合わせが一番多い!
    なぜ??
    見事に予想を裏切られた生徒たち。ポイント①は大成功です。

     
    なぜ、「★と●」が一番多いのか?
    生徒はまずは自分で考え、その後グループで真剣に疑問の解決に向けて話し合っていました。
    今回は樹形図や2次元表で解決した生徒がいました。
    最初はわからなかった生徒も、話し合いの中で「そういうことか!」と、見ている限り全員が納得できていました。
    ポイント②も達成できたようです。
    生徒たちの集中した取組に感心した授業でした。