驚きあふれる理科実験

2024年2月13日
    2月9日(金)、2年生と7組の理科の授業で、講師の先生をお招きして出張講座が行われました。
    教科書の単元「電流の正体~放射線とその利用~」の学習の一環で、静岡大学の先生と静岡エネルギー環境懇談会の方に来ていただいて「放射線」について学びました。
    「放射線」=「放射能」=「怖いもの」と連想してまう生徒も多かったようで、自然界に普通に存在するものであり、
    野菜や自然石からも放射線が出ていることに驚いていました。レントゲン検査やがん治療などの医療分野の他、工業分野でも様々に利用されているそうです。
     
    そういう基本的なお話とともに、実際に「放射線を見る」実験を行いました。
    実験器具を組み立てて、ドライアイスの上に「モナザイト」という自然石を置くと、なんと石からゆらりと光るものが・・・。
    見えた瞬間、教室のあちこちから歓声が上がりました。なんとも言えない幻想的な光のゆらぎです。
    もちろん、自然界に普通にある放射線なので体には全く害はないものです。
    実験器具を作っています。
    石をドライアイスの上に置き、部屋を暗くしてペンライト当てると・・・。
    「見えた!見えた!」「すごい!」
    教室のあちこちで歓声が上がります。
    教室内はこんな感じ。みんな幻想的な光を観察しています。
    放射線に限らず、様々な科学的な知識を活用することで、人々の役に立ったり、人類の発展につながったりしていることも学んだ出前講座でした。