主役は生徒!~『生徒が』主体的に学ぶ授業をめざして~

2024年2月2日
    日々の授業の中で、いかに生徒が主体的に学んでいる状態を生み出し、支えていくか。
    各教科の教員は、そんな思いを持って日々の授業を工夫しています。

    3年生の授業を参観すると、さすが3年間の積み重ねですね。課題の解決に向けて、生徒自身が主体的に学びを進め、探究している様子が見られ、感心します。

    少し前になりますが、3年生の理科の授業を紹介します。
    学習単元は【『地球と宇宙』の「月と惑星の運動」】です。

    まずは、生徒は自分の興味のある探究課題を選んで探究していきます。
    ①なぜ冬にカーテンをするのか?
    ②季節の変化はなぜ起こるのか?
    ③なぜ月の見え方が変わるのか?
    ④日食や月食はなぜ起こるのか?


    3時間の追究の後、4時間目には発表し合って共有することになっています。
    個人で考えたり、グループになって友達に相談したり、質問したり、教えあったり・・・。
    どの生徒も、発表に向けて何とか深く理解し、そして分かりやすく伝えようと一生懸命です。
    深く理解しようと質問したり、教え合ったり・・・
    自由に教室内を移動して友達に聞きに行ったり・・・
    中には、理科室に移動して実験を始める生徒たちも・・・
    生徒に聞いた授業の感想です。
    Mさん「楽しかった追究は大変だけど、自分で学べて、自分で理解できるのがいい」
    Fくん「自分たちで考えて、グループで作っていくことが楽しいwink
    Kくん「めっちゃ楽しい自分で作れるのが楽しい自分で説明しなhければならないからしっかり理解できる」
    ホソ・トレでの追究活動やホソ・フェスでの発表が生きていますね。

    ※「ホソ・トレ」……「HOSOE Treasure for  the  future」の略。
               細江中学校の総合的な学習の時間の追究活動のこと。
    ※「ホソ・フェス」……全校生徒や保護者、地域の方に対して行う
               『ホソ・トレ』の追究活動の発表会のこと。

    「3年間の学習を通して、こういう豊かな学びができるようになるんだ」
    と、大いに感心した授業でした。