学習委員会が「先生たちのおすすめの本紹介」という取組を進め、依頼された先生方が中学生に読んでほしい本の紹介文を作成しました。その紹介文が昇降口に掲示してあります。
そこで、朝礼でも「読書について」の話をすることにしました。
今回は、特に物語や小説を読む意味や価値について触れ、かつて授業の中で生徒に問い掛けた「人はなぜ物語・小説を読むのか?」という問いに対して、その当時の中学生が考えた答えを紹介しました。
例えばこんな言葉・・・。
「たぶんその本に、自分の欠けている部分を埋めるために、何かを求めているのだと思う。」
「『自分だったら・・・』と自分と重ね合わせると、自分の経験の意味が理解できるようになる。だから人は物語を読むのだと思う。」
「読みながら自分と対話するためだと思う。読んだ後に自分らしさが見えてくる。」
「フィクションだけど、物語でしか表せない真実というか、パッと短い言葉で説明できないような価値やものごとの本質が書かれているから。」
これは、中学1年生の最初の文学的文章の学習が始まるときに生徒に投げ掛け、3年間の学習の最後に、今一度同じ問い掛けをして書いてもらった文章にあった言葉です。
中学生でも、こんな言葉で答えることに感動します。もちろん答えは人それぞれでよいのですが、物語との出会いが中学生を大きく成長させてくれることは間違いありません。
そして、「細江中のみんなはどう考える?」と問い掛ける、そんな内容の朝礼でした。
今回の学習委員会の取組が、素敵な本との出会いにつながることを願っています。
今回は、特に物語や小説を読む意味や価値について触れ、かつて授業の中で生徒に問い掛けた「人はなぜ物語・小説を読むのか?」という問いに対して、その当時の中学生が考えた答えを紹介しました。
例えばこんな言葉・・・。
「たぶんその本に、自分の欠けている部分を埋めるために、何かを求めているのだと思う。」
「『自分だったら・・・』と自分と重ね合わせると、自分の経験の意味が理解できるようになる。だから人は物語を読むのだと思う。」
「読みながら自分と対話するためだと思う。読んだ後に自分らしさが見えてくる。」
「フィクションだけど、物語でしか表せない真実というか、パッと短い言葉で説明できないような価値やものごとの本質が書かれているから。」
これは、中学1年生の最初の文学的文章の学習が始まるときに生徒に投げ掛け、3年間の学習の最後に、今一度同じ問い掛けをして書いてもらった文章にあった言葉です。
中学生でも、こんな言葉で答えることに感動します。もちろん答えは人それぞれでよいのですが、物語との出会いが中学生を大きく成長させてくれることは間違いありません。
そして、「細江中のみんなはどう考える?」と問い掛ける、そんな内容の朝礼でした。
今回の学習委員会の取組が、素敵な本との出会いにつながることを願っています。