2013年8月

  • その3で紹介するといった怖い話をします。

    団長 「今晩の活動は、ナイトハイクです。懐中電灯は無しで歩きます。」
     「え~~~ 聞いてませんよ~~~
    団長 「大丈夫です。人間には、野生があります。暗闇でも見ようとすれば だんだん見えてきます。」



    暗闇の中を歩いていくと、だんだん目が慣れてきて、道がかすかに見えてきます。
    音にも敏感になり、前後の人の足跡や、小川のせせらぎや、何かの羽音も聞こえてきます。

    40分くらい山道を歩いたところで、団長が「龍山の昔話」を読み始めました。

    暗闇の中で、静かに話を読む団長の声が妙に不気味です

      ・・・・ 子どもたちは押しつぶされた「ネギマ」のようにくっついて聞いています。


    昔、龍山の「とある山」へ7人の狩人が 猟をしに入っていきました。

    ・・・・・ 7人は、二度と戻ってはきませんでした。
    それからというもの、この山へは、7人で入ることはしなくなったといいます。
      その山の入り口が、「ここ」です。
     

     ・  ・  ・ (どっこわっ) (そんなに押すなよ・・・)



     「ぼくたち、6人じゃん。大丈夫だよね

    団長 「団長を入れて7人だよね。一緒に入ってみる?」

     「行きたいなら、団長一人で行ってください~ ぼくたちを道連れにしないでください。」



    この場所には、供養塔が建てられています。
    みんなで、手を合わせて帰路につきました。

     * この夜は、バンガローの中で、団子6兄弟のようにくっついて寝ていました(笑)。