この夏のNHK全国放送コンテストにて優良を受賞した、テレビドキュメント「生理は、僕にはないけれど」制作者の皆さんがNHKの取材を受けました。「生理を口にするのはタブー」「生理で体調が悪いのにいいだしにくい」そういう暗い雰囲気をどのように変えていったらいいのか。男子生徒が生理について学ぶにつれ、放送部の中でも当たり前のように「生理」について話せる雰囲気がでてきたとのこと。3人の生徒がそれぞれ作品に込めた思い、制作半年の中の試行錯誤、番組完成後の思いなどをかたりました。
3人で制作当時の苦労を語り合う場面もありました。最初はこんなダメタイトルだったね。方針を一つに絞るのが本当にむずかしかった。「生理」を暗いものにしないために、ナレーションは努めて明るくした。取材には7方面くらい出かけた。取材から発展していくことばかりだった。アンケートも最初は1/3しか集まらなかった。生理について口にしたくないっていう人多かった。でも2回目はだいぶ協力してくれた。生理について顔をだしてインタビューに答えてくれる人なかなかいなかった・・・・聞けば聞くほど、大変な労力を注ぎ込んで番組を作ってきたことがよくわかりました。
NHKの本物のカメラについてレクチャーもしていただけました。インタビュー映像の取り方など大変参考になりました。賞状と盾を持ってパチリ。この様子は10月31日のNHK「たっぷり静岡」で放映予定です。