職員3人が捕り手を務めたので、写真の撮り手がいない!と焦っていたのですが、佐久間小の先生にも協力していただき、たくさんの写真を撮れました。
みなさんの方がよい写真をいっぱい撮ったと思いますが紹介していきます。
がんばった2・3年生。五人男の長台詞の合間もじっと動かず、最後の立ち回りでも練習通りに自信をもって動き、捕り手役を立派に演じました。
本番の衣装も似合っていましたね。
日本駄右衛門・・・ちょっとせりふが多いですが、バッチリでした。実は、歌舞伎部長もしっかり務めてくれていました。
<ふりかえりより>
動作や衣装など、去年と違うところがかなりあって難しかったけど、本番では練習よりうまくできた。歌舞伎を体験することはあまりないから、貴重な体験をすることができたから良かった。
弁天小僧菊之助・・・最初に登場するので緊張するし、動きも浦小歌舞伎からかなり変わって大変でしたが、しっかり演じました。
<ふりかえりより>
最初は動きを覚えることができるか心配だったけど、がんばって練習して、5人の動きも上手に合わせることができてよかったです。今回の歌舞伎で、伝統文化を受け継ぐ難しさを知ることができました。
忠信利平・・・昨年は弁天小僧菊之助役でしたが、今年は別の役にチャレンジ。最後のせりふの盛り上げ方が、とても上手でしたね。
<ふりかえりより>
今年で幕を閉じる浦川歌舞伎なので、今日年よりもやる気スイッチが入りました。今まで続いてきた伝統がなくなるのが悲しいから、私たちのような人が引き継いでいけば、その歴史も続くかなと思いました。
赤星十三郎・・・去年までは捕り方役だったので、緊張したと思います。家でも何回もせりふを練習したそうですが、その成果が本番で発揮できましたね。
<ふりかえりより>
浦川小で最後の歌舞伎だったので緊張したけど、たくさんの人が応援してくれたのでがんばれました。これから、浦川歌舞伎というすばらしい伝統をたくさんの人に伝えていきたいです。
南郷力丸・・・荒々しい役とのギャップに一番悩んだかもしれません。しかし、前向きにがんばり、動きもせりふも昨年から大きくレベルアップしていて、すばらしい演技でした。
<ふりかえりより>
浦川歌舞伎を通して、セリフの言い方や動作など、伝統を受け継ぐことの大変さが分かったし、自分の精一杯を発揮することができたので良かったです。本番は、拍手もおひねりもたくさん飛んできて嬉しかったです。
すべての写真は載せられませんが、子供たちのがんばる姿が伝わっていればうれしいです。
今回の貴重な体験を通して、伝統について考えた子も多かったと思います。浦川には、大切な伝統がまだたくさんあります。新しい文化や知識ももちろん必要ですが、受け継がれてきた伝統を大切にする気持ちも持ち続けてほしいと思います。
保存会のみなさんを中心に、多くの方のご支援・ご協力で今回の公演を行うことができました。
ありがとうございました。