2011年3月

  • 本日の庄内中学校

    2011年3月22日
      今日は、村櫛小学校の6年生が自転車に乗って登校する練習をしました。

      小学校の先生や交通指導員、PTAのみなさんに導かれて村櫛から庄内まで自転車で来ました。







      中学校の生徒指導の先生のお話を聞いて、帰って行きました。

      今度は、自分たちだけで来ることになります。3年間無事に通えることを願っています。
    • 感動の『第49回卒業式』その3

      写真集です。

      感無量の3年担当の先生たちです。





      泣きながら別れの歌を歌う女子



      卒業生退場


    • 感動の『第49回卒業式』その2です。

      今日は卒業生代表の述べた『答辞』の原稿を載せます。

         答 辞

       暖かいそよ風。桜の蕾。うぐいすの鳴き声。何もかもが、めぐりくる出会いの季節に向け変わっていく今日、私たち一〇三名は九ヶ年の義務教育の全課程を修了し、思い出に満ちたこの庄内中学校を巣立つ日を迎えました。
       丈の長い制服を身にまとっていた日も、戸惑いながら自己紹介をした日もまるで昨日のことのように思い出されます。
       
       不安と期待に胸をときめかせながら正門をくぐった入学式。小学校とはどこかちがう雰囲気と新しい友、新しい先生方との新しい生活が始まりました。そして私たちにとって、また、庄内中学校にとっても初めてである二つのことを体験しました。
       一つ目は入学して間もない頃に行った観音山での野外活動です。まだ緊張が解けきらない仲間との絆をぐっと深めてくれました。共に生活をする中で、相手を思いやり、気遣い、励まし合うことの大切さを学びました。多くの体験をし、少し成長することもできました。
       二つ目は三年生になってから行った長崎への修学旅行です。事前学習は三年生になる何ヶ月も前から始めました。平和学習では、今こうして当たり前に呼吸をして友達と笑いあえることの素晴らしさ、一生懸命生きることの大切さを学びました。被爆者の方の講話を聞き、初めて戦争というものを身近に感じることができました。日本の悲惨な歴史や平和について考えれば考えるほど、戦争は二度としてはいけないものだと強く感じました。多くの思いや願いを共に分かち合うことで「この仲間となら何でも話せる」という信頼を築きあげることもできました。
       
       まぶしい太陽に照らされながら汗を流した体育大会。庄内中学校の伝統となった縦割り集団でのソーラン節は今年も感動的でした。初めはまとまりのなかった個人がクラスとして団結し、それぞれの色に染まることで庄内中学校が一つになりました。一つになった瞬間、自然と運動場にできたのは、縦割り集団を超えて組んだ円陣でした。その中心にいた団長達の笑顔は猛暑だったあの夏の太陽よりも輝いていました。
       潮鳴祭を控え、クラスの中では合唱練習への温度差を感じていました。時にはぶつかり合い、時には励まし合い、最後には互いに理解し合いながら、再びクラスが一つになれると信じて歌い続けました。潮鳴祭当日。ピアノのメロディにのせ、雄踏文化センターに響いた歌声には自分でも驚きました。ひとりひとりの力はちっぽけかもしれません。しかし、小さな力が集まると、とてつもなく大きなパワーになるのを感じました。大きくなったパワーを発揮できたのは、互いに高め合うことのできるライバルがいたからです。庄内中学校全九クラスが真剣に練習し、本気で臨んだ大舞台だったからこそ、会場を感動のメロディで包むことができたのです。
       
       それぞれに大きな壁が立ちはだかったのは二学期後半からの進路選択です。それは自分との戦いでした。迷って、悩んで、つらくて逃げたくなるときもありました。あきらめてしまおうと思ったこともありました。でも、そんなとき友達は言ってくれました。「何があっても一緒に頑張ろう。」と。辛いとき、苦しいとき一緒にいてくれたのは仲間たちでした。あのとき、感動を分かち合った仲間たちでした。みんながいたから乗り越えられた壁でした。
      「冬来たりなば春遠からじ」
       この言葉の通り、私たちは厳しい季節を乗り越え、それぞれの進路を決めることができました。みんなに、出会えてよかった。ありがとう。
       
       在校生のみなさん、今いただいたすばらしい門出の言葉を、私たちはしっかりと胸に刻みました。みなさんがいるから良き手本になろうと決意した日のことを、今でもはっきりと覚えています。何かと至らない先輩でしたが、私たちはいつでもみなさんの味方です。これからはあなたたちがこの庄内中学校の看板を背負い、良き伝統を引き継いでいってください。そして庄内中学校のさらなる発展のために労を惜しまないでください。
       
       いつも明るい挨拶で私たちを見守ってくださっていた地域の皆様、本当にありがとうございました。皆様の御協力のおかげで私たちは職場体験やパパママ体験をすることができました。それぞれの体験で感じた仕事への情熱ややわらかい肌の温もりは私たちの心の中にいつまでも残ることでしょう。そしてそれらは、はままつの明るい未来をつくる私たちの糧となるはずです。
       
       いつも一番近くで支えてくれていた、お父さん。お母さん。今日という晴れの日を迎えさせてくれて本当にありがとう。反抗しても、最後まで私たちと向き合ってくれ、時には共に悩み、時には強く背中を押してくれました。面と向かっては言えないけれど、いつも感謝の気持ちでいっぱいでした。これからも迷惑をかけてしまうことがあるかもしれませんが、もう少しだけ見守っていてください。いつか立派に親孝行ができるその日まで私たちは努力し続けます。
       
       最後になりましたが、校長先生をはじめ、熱心にご指導いただきました諸先生方。これまで本当にお世話になりました。先生方にご指導いただいたこの三年間、私たちにとって無駄なことはひとつもありませんでした。校長先生のお話はいつでも私たちの心に暖かい火を灯してくださいました。心の中にあるガラスは曇らないように磨き続けます。心の中の針がプラスを指すような言動を心がけます。そして、笑顔で挨拶を交わすことで周りの人も笑顔にできる人になりたいと思います。私たちは、はままつの未来を担う者として、礼を正し、素敵なマナーを身につけた大人になることを誓います。
       
       三年という月日は○○○のようにあっというまに過ぎてしまいました。明日からは同じ教室で勉学に励むことも、ここにいる仲間と他愛のないおしゃべりをすることもなくなってしまうと思うと、寂しいです。名残は尽きませんが、別れの時です。人との出会いを大切に、私たちは未来を信じ、今、旅立ちます。

         平成二十三年三月十七日  第四十九回卒業生代表 石塚圭央里


       『卒業生別れの歌』の1場面

    • 感動の『第49回卒業式』その1です。

      今日は、在校生の送辞の原稿を掲載します。お読みください。2年生の新村君です。

         送 辞

       一面の雪景色に包まれた日もあった、寒さ厳しい冬もいつしか過ぎ去り、校庭に芽吹く木々と鳥のさえずりは、春の訪れを告げています。
       明るい春の光の中、この通い慣れた庄内中学校を旅立たれる三年生の皆様、ご卒業おめでとうございます。在校生一同、心よりお祝い申し上げます。浜名湖を渡り吹く風も清々しく、輝きに満ちた皆様のご卒業を祝福しているようです。
      今まで、皆様からは数多くのお教えと、宝物のような思い出をいただきました。思い返してみると、私たちの前にはいつも先輩方がいてくださり、行く先を導いてくださいました。
       
       入学したばかりのころ、私たちが一番気にかけていたのは部活動でした。一生懸命部活に励む先輩方がとても大きく見え、ついていけるだろうかと不安を感じていました。しかし先輩方は、私たちをとても温かく迎え入れてくださり、右も左もわからなかった私たちにいろいろなことを教えてくださいました。練習の厳しさはもちろん、仲間と励まし合い切磋琢磨し合うことの尊さを学びました。歓談する楽しいひとときさえ、貴重な時間でした。初めての大会のときは先輩から経験談やアドバイスを聞かせていただき、とても心強く思ったのを覚えています。三年生が引退された後は寂しさと、これから自分たちが中心になるという重圧を感じずにはいられませんでした。しかし今は、後輩たちと精いっぱいがんばっていくぞという自覚をもっています。私たちも先輩方のように、自分の努力する姿を見せて後輩を育てることができる存在になりたいと思います。
       
       学校生活をよりよくするために労を惜しまず働いてくださった生徒会活動や委員会活動。昨年、私たちが仕事を引き継いだとき、活動内容の資料を示して説明してくださる先輩方の細やかな心配りや熱意をひしと感じました。改めて先輩を尊敬し、心から感謝しました。庄内中をもっともっと良くしていきたいという先輩方の思いを引き継ぎ、しっかりと学校のために働いていきます。どうか安心して見守っていてください。
       
       学校行事で思い出深いのは、何と言っても体育大会です。白熱した潮鳴ソーラン。例年以上の猛暑の中、先輩方は私たちをいつでも全力で指導してくださいました。丁寧に優しく、時には厳しく気合いを入れて教えていただきました。そのおかげでソーラン節が仕上げられていく達成感を味わうことができました。本番では、それぞれの組が一つになって最高のソーランを踊りました。団結して一つのことを成し遂げることの喜びと大切さを実感しました。全ての種目が終わった後、先輩方が流された涙を私たちは忘れません。悔いを残さずベストを尽くしたからこその感動であることが伝わってきて、胸がいっぱいになりました。
       
       また、大きな感動を呼んだ潮鳴祭。三年生の歌声は、心のこもった美しいハーモニーを聴く者に届けてくれました。積み重ねた練習の結果、人々の心をつかみ揺さぶる力をもった三年生の合唱は、本当にすばらしいものでした。それまでの努力は計り知れないものだったと思います。一人一人の熱意とあふれ出る気持ちはクラスの和となり、音楽を通して歌声が人々の心を震わせる、感動させるものだと肌で感じました。
      先輩方が活躍される姿はいつも私たちの指針となり、思い出は大切な宝物となりました。
       
       先輩方への感謝は尽きることがありません。しかし、お別れの時は近づいてまいりました。希望に満ちあふれた旅立ちの時です。それぞれの夢の扉に立たれた皆様の姿は、本当に輝いています。どうぞ全力で羽ばたいていってください。私たちは先輩方が築いてこられたこの庄内中の伝統を全力で守り、さらに発展させていくよう、精いっぱい努力することをお約束します。先輩方は私たちの誇りです。今まで本当にありがとうございました。
      在校生一同、皆様がこれからも益々ご活躍されることを心よりお祈りしています。またお会いできることがあれば、「立派になった」と言っていただけるよう、私たちもがんばりたいと思います。
      お名残は尽きませんが、どうぞ、お元気で。
      さようなら。

        平成二十三年 三月十七日     在校生代表 新村光生


       卒業生別れの歌


    • 東北地方太平洋沖地震義援金を生徒会副会長 田中晴日さん、生徒会会計 西野 咲さんが
      代表で静岡新聞社浜松総局へ届けました

      4日間の合計 138,712円でした!!みなさんありがとうございました
                               
    • 3年生の教室

      2011年3月18日
         昨日は素晴らしい感動的な卒業式でした。
        卒業生も、在校生も、先生方も互いに別れを惜しみ感動の涙を流しました。
         今日は修了式です。3年生がいない学校はさびしい感じがします。


        3年の担任の先生方が教室整理をしていました。



        3年生がいなくなった教室はガランとしています。

      • 平成22年度 修了式

        2011年3月18日
           本日、朝から平成22年度の修了式が行われました。昨日の卒業式で3年生が卒業してしまいましたから、1,2年生のみの少人数でちょっと寂しい感じがしました。


           式に先立ち、表彰です。

           男子バレー部(黒潮杯優勝、市スポ第4位)と漢字検定(代表者)です。


           続いて3学期の館山賞です。1年生も2年生も3名ずつ。学校や学級のためにがんばってくれました。



           生徒代表の「1年間を振り返って」意見発表です。本年度の反省と来年度に向けての決意をしっかり発表してくれました。

           1年生代表は松井君、2年生代表は根本君です。


           校長先生の話です。
           昨日の卒業式の時に味わった感動についての話と、「夢や目標に向かってがんばれた1年間だったか」「出会えて良かったといえる人間関係をつくれた1年間だったか」という視点で1年間を振り返ってみようというお話でした。
          生徒はみんな真剣に考えながら話を聞いていました。




           校歌を4番まで歌いました。



           連絡事項は生徒指導の西川先生から、新年度に向けての話でした。


           このあと、大掃除を行って、次に各学級で本年度最後の学級活動になります。通信簿も楽しみですね。

          ※明日からのブログは卒業式特集になります。期待してください。

        • 第49回 卒業式

          2011年3月17日
             本日午前中に第49回の卒業式が盛大に挙行されました。


            卒業証書授与の卒業生の返事は大変大きくて堂々としたものでした。
            在校生の送辞に続いて卒業生の答辞で、代表の石塚かおりさんがすばらしい言葉を述べてくれました。これまでの思い出がよみがえってきました。


            卒業生「別れの歌(旅立ちの日に)」の大合唱です。生徒、保護者、職員の目頭に熱く流れるものがありました。感無量です。


            <卒業式の校長式辞>

             やさしい春風が心地よい季節になり、運動場の桜のつぼみも大きくふくらんできています。本日は第四十九回卒業証書授与式を行うにあたり、浜松市健康医療部長 徳増幸雄様、市議会議員 山本博史様をはじめ、多くのご来賓の皆様にご臨席をいただき、心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。

             103名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう。今私は、一人一人に卒業証書を渡しながら、皆さんと共に過ごした、三年間を思い起こしていました。みなさんが、まだ入学して間もない頃、初々しい制服姿で行った、校長面接を覚えていますか。少し緊張しながらも、一生懸命自分の夢を話してくれました。早いもので、あれから3年の月日が流れました。私の瞼の裏には、みなさんの頑張っている姿がしっかりと焼きついています。

             部活動でがんばっている姿。体育大会の縦割りで、ソーランに燃えている姿。潮鳴祭の合唱で、心を響かせ合っている姿。探究の授業で、一生懸命思いを伝えようとしている姿。特に印象深いのは、小学校や公民館のボランティアなど、地域の活動に積極的に参加し、がんばっていたみなさんの姿です。みなさんは、その後ろ姿で、庄内中の後輩だけでなく、小学生にも、地域に貢献する模範を示してくれました。これはきっと、庄内中の新たな伝統として、後輩が受け継いでくれるものと思います 
             
             さて、みなさんは、いよいよ義務教育の課程を終え、自分の夢に向かって、新たな一歩を踏み出していきます。皆さんの門出にあたり、私からはなむけの言葉を送ります。

             それは、「幸せな人生を送るために、心はいつでもプラスでいよう」ということです。私は人の心には「プラスの心」と「マイナスの心」があると思います。「プラスの心」からは、思いやりのある言葉や行い、感謝の言葉が生まれます。きっとその人のまわりには、優しく温かな空気が流れ、人が自然に惹きつけられていきます。
             
             反対に、「マイナスの心」からは、愚痴や人の悪口、悲観的な言葉や行動が生まれます。その人のまわりには、冷たい空気が流れ、人は自然に離れていきます。人と人が心を通わせ、絆が生まれる瞬間には、「プラスの心」から生まれる、温かな空気が絶対に必要なのです。「幸せはいつも自分の心が決める」という相田みつおさんの言葉があります。この言葉の意味は、自分の幸せは、人と比べて決めたり、他人が決めたりするものではなく、自分の心の持ち方しだいで決まるということです。「プラスの心」と「マイナスの心」を決めるのも、自分の心の持ち方しだいです。「プラスの心」でいるためには、いつも相手の幸せを願って、人と接することと、笑顔を忘れないことです。
              
             人生は山あり谷ありです。楽しいことやうまくいくことばかりではありません。苦しいこと、悲しいことなど、試練に立たされることもきっとあります。でも心をプラスにしていれば、人に支えられ、必ず乗り越えられるはずです。

             今回の東日本大震災は、私たちに与えられた大きな試練です。家族を、幸せな人生を、一瞬の震災で、失ってしまった被災者の、大きな悲しみを思うと、胸が苦しくなります。しかし、私たちは、同じ時代を生きる者として、先人が多くの災害や、戦争を乗り切って、今の日本を築いてきたように、皆で支え合って、この大きな試練を乗り切らなければなりません。まずは一人一人が、自分にできることは何なのかを考え、プラスの心で、できることから行動していきましょう。
             
             保護者の皆様、本日はお子様のご卒業誠におめでとうございます。立派に成長した姿を目の当たりにし、感慨もひとしおのことと思います。これまで、学校に対しまして、格別のご理解とご協力をいただき、心より感謝を申し上げます。結びに、卒業生一人一人の、今後の活躍と幸せを、心よりお祈りして、式辞といたします

            平成 23年 3月17日 
                               
                浜松市立庄内中学校長 宮地幸宏


          • 本日の東日本大震災義援金募金活動の様子です。
            今日で3日目になりますが、多くの生徒が募金してくれました

            そして、卒業式ではご来賓方々や保護者の方々からも募金していただきました。

            本日26,533円集まりました。
            3日間で115,034円です。明日も行うのでご協力よろしくお願いします。
                                              
                                         BY 生徒会執行部
          • 本日の東北関東義援金募金活動の結果です!!

            55,580円集まりました
            みんなで協力しあっています明日も行います
            よろしくお願いいたします。         BY生徒会執行部