11月「会礼」

2024年11月6日
    朝の活動の時間には、体育館に全校児童が集まり、11月の「会礼」を行いました。
    子供たちは、校長の話を通して、言葉遣いについて考えました。また、会礼終了後には、各種大会やコンクールで優秀な成績を収めたみどりっ子たちの表彰を行いました。

     校長の話 
    先日の「150周年記念スポーツフェスティバルin新原2024」は大成功でしたね。
    スポフェスを、自分、そして自分たちが「楽しむ」ことで生まれた、素敵な笑顔がいっぱいでした。
    また、「一生懸命でかっこいい」みどりっ子の輝く姿を、たくさん見ることができました。
    スローガンは、「笑顔をつないで みどりっ子 未来に向かって さあ150(いこう)!」・・・・・目標達成です。皆さんの「一生懸命でかっこいい」姿と素敵な笑顔が未来へとつながる、そして、新原小学校150年目をお祝いするに相応しい素晴らしいスポフェスでした。
     
    2学期は、これからも大きな学校行事がいくつかあります。6年生は、心待ちにしていた「修学旅行」があります。楽しみですね。4年生は、今年度で最後となる「市音研」があります。サーラ音楽ホールという大舞台で合唱するのは緊張すると思いますが、新原小学校の代表として、練習の成果を発揮してきてください。応援しています。全校の皆さんは、「150周年記念学習発表会」がありますね。どんなことを発表するのか楽しみにしています。学校行事は、自分を大きく大きく成長させるチャンスです。
     
    さて、今日は皆さんに、自分の言葉遣いについて振り返ってほしいと思います。言葉は、自分の思いや気持ちを相手に伝えるための、私たちにとって大切なコミュニケーションの道具の一つです。
    皆さんは、こんな言葉を使っていませんか。
    五つの「い」・・・「うざい」「きもい」「やばい」「えぐい」「だるい」・・・もしかすると何気なく使い、生活の中で当たり前にある言葉になってしまっているのかもしれません。
    これらの言葉は短くて便利な言葉なのかもしれませんが、言っている本人の気持ちが聞いている人に伝わらないことがあります。それを聞いた人がどう思うのかによって、理解のされ方が変わってしまう、実はとても心配で危険な言葉でもあるのです。また、知らない間に、その言葉を聞いた人たちを嫌な気持ちにさせたり、心を傷つけてしまったりする乱暴な言葉でもあります。そして、いつの間にか、自分の周りの人が離れていってしまうといったこともあります。
    さらに、「うざい」「きもい」「やばい」「えぐい」「だるい」と自分が言った後には、気持ちや物事を深く考えなくなってしまうそうです。つまり、考える力が育たない、成長できなくなってしまうということです。
     
    さあ、皆さん。皆さんは、これからの生活でも「うざい」「きもい」「やばい」「えぐい」「だるい」という言葉を使っていきますか。自分の成長のためには、どうすればよいのか・・・・・。皆さん自身が決めることです。もし、「うざい」「きもい」「やばい」「えぐい」「だるい」という言葉をついつい言ってしまったとき、立ち止まって私の話を思い出してくれたら嬉しいです。