「防災の話(水害)」

2024年7月8日
    先日の大雨では、学区内の一部の地域が『水害』の被害にあいました。また、子供たちの登下校の際には、子供たちの安全を確保するため、家庭・地域・学校が協力して対応しました。
    今週は「防災週間」です。みどりっ子の『水害』に対する意識の向上を図るため、朝の活動の時間には、担当者がテレビ放送で『水害』についての話をしました。その後には各学級で、「防災ノート」を活用し、風水害時の対応の仕方等について学習しました。

    【水害の話】
    おはようございます。今日から一週間は「防災週間」です。地震、津波、火事、いつ、どんなことが起こるか分かりません。だから、どんなときにも、どのように動けばよいのか知っておくことがとても大切です。そこで、今日は、いろいろな災害の中から、『水害』についてのお話をします。
     
    6月の終わり、大雨で、お家の方が皆さんを迎えに来て、一緒に帰ったことを覚えていますか。雨は、川に流れて、みんなが使う飲み水やお風呂、洗濯、トイレの水として使われています。花や木が育つためにもとても大切です。ですが、そんな大切な雨も、長くたくさん降ると、川の水が増えて、川から溢れた水で、皆さんが暮らしている町が水びたしになってしまうことがあります。これを、『水害』といいます。歩くのが難しいだけでなく、家や車が流されてしまうこともあります。川の水が溢れる前に、安全な場所に避難することがとても大切です。
    そこで、大雨が降ってきたときには次の二つのことに注意しましょう。
    一つめは、川や水路に絶対に近づかないこと。
    二つめは、避難が必要な場合は、迷わずに高いところへ避難すること。
     今は、梅雨といって、雨がたくさん降る時期です。いざというとき、どのようなことをするとよいのか、頭に入れて、「気付き・考え、行動」しましょう。