「みどりっ子ハートデー」の取組(命について考える日)

2024年6月10日
    新原小学校では、自分の心を見つめる日として毎月、「みどりっ子ハートデー」の取組を全校で行っています。今日の朝の活動の時間には、『命について考えよう』をテーマに、道徳の教科書資料や『はままつマナー』の冊子を使って、各学級で話合いをしました。
    今から12年前の6月12日に、市内の中学生の大切な命が、いじめによって失われました。この悲しい出来事を決して忘れることなく、命の大切さを見つめ直す日として、浜松市では6月12日を「命について考える日」と定めました。

    【「いじめについて考えよう」(当日の放送内容)】
    先日、会礼で校長先生から「命について考える日」についてお話がありました。そこで今日は、「いじめ」について考えてみたいと思います。
    皆さんの中には、友達から嫌なことを言われたり、されたりして悲しい思いをしたことがある人がいるのではないでしょうか。そんな時は、心がもやもやして落ち込んだり、怒りが湧いてきたりして、とても嫌な気持ちになります。もしかしたら相手の子は、あなたにそういう思いをさせようと思ってやったのではなく、もっと軽い気持ちでやってしまったのかもしれません。しかし、嫌なことをされたと感じたならば、それは「いじめ」になってしまう可能性があります。
    では、逆にみなさんは、友達に対して嫌なことを言ったり、したりしてしまったことはありませんか。自分のせいで友達がつらい思いをしたり、苦しんでいたりしているとしたら、どうですか。想像してみてください。きっと自分もつらい気持ちになってしまうのではないでしょうか。そうならないためには、どんなことが大切でしょうか。自分も友達もつらい思いをせず、明るく元気に過ごしていくために、皆さんはどんなことができるでしょうか。ぜひ、今日は皆さんで、このことについて考えてみてください。